【私的レビュー】「リトルアーモリー」シリーズ＆「figma リトルアーモリー朝戸未世」

私はサバゲー以外にもあちこちの趣味に首とお金を突っ込んでいるオタクでして、フィギュア収集・プラモデルも嗜んでいます。
サバゲーほどどっぷりな自覚はありませんが、それでもいつの間にやら20人ほどのナイスバディな女の子たちが壁際に並んでいますし、プラモデルの方もエアブラシを買い込んで塗装に凝ってみたりと順調に沼にはまりつつあります。
そんな私のフィギュア欲とプラモ欲をいっぺんに満たしてくれるのが、トミーテックが展開している1/12銃器模型シリーズ「リトルアーモリー」
可動フィギュア「figmaシリーズ」に対応したサイズ感なので、そのままうちの子たちのアクセサリーになります。可愛い女の子と銃、大好きなものが2つ合わさったらそりゃもう最強でしょうよ！

今回は、その「リトルアーモリー」と、パッケージキャラクター「朝戸未世」のフィギュアをご紹介します。

リトルアーモリーシリーズ

まず特筆すべきは各銃器の再現性で、目を見張るものがあります。
1/12スケールと小サイズながら細かい部分までよく再現されており、アッパーレシーバーとロアレシーバーが分割可能だったり、ストックやバレルの長さをパーツ交換で変えられたりととてもよくできています。ドットサイトの造形にも手を抜いていないのには舌を巻きました。

組み立て難易度は高くはないですが、それなりに扱いづらい点も存在します。
下の3つの道具を最低限揃えてから挑戦するのが無難かと。

・ニッパー

部品が小さいのでバリが残ると処理が面倒になります。切れ味の良いもの推奨。

・ピンセット

己の指のみで組み立てると一気に苦行と化します。

・プラモデル用接着剤

接着面が狭い部分は、速乾性の流し込みタイプを使うとすんなりつきます。

figma対応の手首パーツは別売り。
この手首、トリガーに指を掛けない形のものがあったり、3ガンマッチスタイル（いわゆる『コスタ撃ち』）のようにハンドガードを握りこめる絶妙な曲がり具合のものがあったりと、こだわりの強いめんどくさいミリオタも納得の仕様になっています。

Figma以外のキャラクターフィギュアにも持たせられるか試したところ、リボルテックヤマグチ・プロテクトギアのフィギュアにも持たせられました。1/12くらいのサイズで、かつ銃を握る手首パーツを備えたフィギュアなら、figma以外でも持たせられそうです。

シリーズのラインナップは豊富で、M4やCQB-R、SCAR-Hなど西側諸国の人気銃器を多く取り揃えています。
ガンラックやロケットランチャー、ライオットシールドにさすまたと通なものもあるのですが、東側銃器はいまのところAKMとRPKのみ・・・。
うーん、AK74とか、AK-100シリーズとかも欲しい！今後の商品展開に期待！

2017年4月には、新商品としてクリスベクターが予定されています。クリスUSA社の図面協力を得てモデルアップしているとあり、これも楽しみですね。

figma 朝戸未世

リトルアーモリーシリーズの第1弾「M4A1」のパッケージキャラクターである「朝戸未世」
「この子のフィギュアとかあったら欲しいなー」と思っていたら、まさかのfigma化。そんなん買うしかないやん！

キャラデザイン担当のイラストレーター、ふゆの春秋氏のデザインが良く再現されていて、かわいらしい顔立ちです。公式設定だと元気な子らしいのですが、顔パーツはクールな表情。
ちなみに、私はふゆのさんのちょっとしたファンであったりします。銃器描写の細やかさと淡い色使いで描かれる女の子がいいんですよ・・・！

リトルアーモリーシリーズのパッケージに描かれている女の子は、みんなこの未世ちゃんのように「制服＋タクティカル」な恰好をしていることが特徴です。
この子が身に着けている装備品もなかなか凝った作りになっていて、一目で元ネタ（になったであろう）装備がわかるくらいよくできています。
というわけで、彼女が身に着けている装備品をざっと以下にまとめてみました。

ギア

・チェストリグ　HSGI TACOマグポーチ付き

・HSGI COSTA RIG

・ARC’TERYX LEAF（アークテリクス・リーフ）ニーキャップ

ソールの再現度がすごい！

・Comtac2 ヘッドセット

もうちょっときれいに撮りたい・・・

・MOLLEつき学生かばん、PRC148ラジオ、AN/PVS-21ナイトビジョン、

グローブはどこかで見たことあるような気がしましたが、わかりませんでした。
どこのメーカーのやつだっけ・・・

銃

・コルト　M4A1

セットアップ内容
・Trijicon ACOG AN/PVQ-31（ドクターサイト付）
・PEQ-15レーザーサイト
・バーティカルフォアグリップ

・グロック　G17

チェストリグについているホルスターに収納可能。
各銃の予備マガジンも付属していて、マグポーチに収納できます。ちょっと入れづらいですが・・・

サバゲーマー的には「いい装備持ってんな！」という感じ。
実物でギアを揃えると軽く2ケタ万円くらいかかりそうですね・・・
タフな作りのミリタリーギアと可憐なブレザースタイルの制服がこれまたいい具合にマッチしています。

もともとよく動く印象のあったfigmaですが、この子の関節の可動範囲も広めです。

肩部がせり出し式になっており、他のfigmaと比べてかなり広い可動範囲。普通の可動フィギュアだと結構難しい「両手で銃を構える」というポーズを楽々取れます。

握り手パーツも複数パターン用意されており、正に「リトルアーモリーを持つ」ことに特化したフィギュアです。

ただし、難点もいくつかあります。

・首の可動範囲が狭い
あまり上を向けないので、プローンしながら狙う、といったポーズが取りづらくなってしまっています。

・太もも付け根部分の可動範囲が狭い
スカートが固い素材で、レッグリグも干渉するため太ももがあまり上がらず、片膝を立てての射撃姿勢が取りづらいです。

・マグポーチ素材に柔軟性があまりない
マガジンの形に合わせて広がらないので、入れづらかったり、逆にすぐ落ちてしまったりします。

まとめ

基本的にはとても完成度の高いフィギュア＆プラモデルです。
こうやってリトルアーモリーシリーズを集めていると、やはりfigmaで小隊を作ってみたくなります。

このキャラにはどんな銃が似合うだろうか・・・と妄想しながらカタログを見ていると、だんだん新しいfigmaが欲しくなってくるんですよ。
・・・え？コトブキヤのフレームアームズガールやメガミデバイス、アゾンインターナショナルのアサルトリリィシリーズにもぴったりだって？
更にMP7のパッケージキャラ「椎名六花」がfigma化予定？

・・・ふふふ、こりゃまたつかり心地のいい沼を見つけちまったぜ・・・！

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