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2017/01/30

一二三

武器商人と少年兵のスリリングな体験記「ヨルムンガンド」紹介

0128_00出典:NBCUniversal Anime/Music(YouTube)



–僕は武器商人と旅をしていた。武器を考える奴、作る奴 売りさばく奴、使う奴。僕は永遠に憎む。



今回紹介する作品は「ヨルムンガンド」です!
ヨルムンガンドは高橋慶太郎により描かれた「武器商人とその愉快な仲間」たちのお話です。
漫画の連載は月刊サンデージェネックスにて2006年5月号から始まっており、2012年2月号で完結。コミックスは全11巻となっています。2012年にはアニメ化もされました。

あらすじ

ヨルムンガンドの主人公、通称「ヨナ」は自分の両親を武器によって殺された過去を持つ少年です。そのことから、彼は誰よりも「武器商人」と呼ばれる人を憎んでいます。
しかし、彼にとって武器は「自分が生きる術」でもあったのです。ある出来事から武器商人の私兵として生き方を選んだヨナ。そしてヨナが守るべき武器商人「ココ・ヘクマティアル」通称「ココ」との出会いから物語は始まります。

しかし、ココには誰にも話さないとある秘密を抱えており・・・。

ヨルムンガンドを語る上で外せない「ココ・ヘクマティアル」の存在

0128_000出典:TVアニメ「ヨルムンガンド」公式サイト

ココ・ヘクマティアルの見た目は10代のどこにでもいる少女です。常に微笑を絶やさず、仲間から「ココは何を考えているのか分からない。笑みで何か隠しているのか?」と仲間から聞かれるほどです。
漫画内でも、彼女の笑みが消えるシーンは数回しかありません。

彼女は、武器商人の海運王「フロイド・ヘクマティアル」の実子でもあります。そんな少女が戦場をフラフラと歩いていれば誘拐・殺人・もしくは言うこと聞かないと殺すぞといった人たちに目を付けられるのは間違いありません。

彼女を守るのが、ココ・ヘクマティアルと契約をしているPMC(Private Military Company-民間軍事企業-)の仲間たちです。

個性的な9名の精鋭たち
PMCに所属するメンバーは文字通り「精鋭」の集まりです。一人ひとりが非常に個性的なキャラクターを持っており、簡単に彼らの漫画内のセリフと共に紹介したいと思います。

ヨナ

0128_01出典:TVアニメ「ヨルムンガンド」公式サイト

磨いてあげるような付き合いじゃないんだ。でも、お前が錆びると僕が死ぬ

誰よりも銃を憎み、誰よりもその強さを知っている少年兵。少年兵であることを考えても異常なほど戦闘力が高い。元山岳出身だった関係もあり、野戦に非常に強い。料理が(死ぬほど)下手だったり、注射を嫌がったりと子供らしいところもある。クマの人形が好き。


レーム

0128_02出典:TVアニメ「ヨルムンガンド」公式サイト

弱いトコ見せちゃ死ぬのさ。残酷だが、それが戦闘なんだよ

ココと一番付き合いが長い元デルタ出身のおじさん。PMCの社長も束ねている。殺し屋から「あいつはやばすぎる」と言われるほど高い戦闘力を持っており、2キロ先の敵をスナイプする名スナイパーの一面も持つ。タバコが大好き。


バルメ

0128_03出典:TVアニメ「ヨルムンガンド」公式サイト

ココに何かあったら、彼をバラして私も死にます

ココの家庭教師のような立ち位置も持つ女性。ココ命。二言目にはココのことしかしゃべらない。過去の負傷で片目を無くしており、眼帯をつけている。しかし、高いナイフ技術を持っており、その戦闘力はレームと並ぶほど。ココを馬鹿にすると本気で殺しにかかってくる。


ルツ

0128_04出典:TVアニメ「ヨルムンガンド」公式サイト

痛ってェ!!またケツか!呪われてんのか俺のケツは!?

漫画内で一番(ケツに対する)被弾率が高い元警察官。ヨナに「ルツまたおしりか」と笑われるほどにケツへの被弾率が高い。自身の狙撃の腕を、子供を撃つために磨かれたものではないと主張し、女子供の敵を撃つのを躊躇うなど非情になりきれないところがある。一方、そのスナイプ技術は高く、「1キロ程度なら問題なく撃ち抜く」技術を持っている。


マオ

0128_05出典:TVアニメ「ヨルムンガンド」公式サイト

フレシェット弾着弾確認!次弾装填します!

元砲兵出身のヨナの家庭教師担当の砲兵。「ココさんとの付き合いは単純なビジネスだよ」と明言しており、常に一定の立ち位置に立ち続ける。ヨナの家庭教師では理科を担当しているが、毎回何らかの形でヨナに逃げられている。過去、演習時の事故で仲間を殺してしまい、軍を追い出された過去を持つ。


ウゴ

0128_06出典:TVアニメ「ヨルムンガンド」公式サイト

たまにはお嬢の専属運転手らしい仕事しないとな!

PMCのドライバー担当。元軍人、元警察官などが所属する中、元マフィアという変わった肩書を持つ。オートマチックとしては世界最大口径のデザートイーグルを片手で撃つほどの怪力の持ち主でもある。


アール

0128_07出典:TVアニメ「ヨルムンガンド」公式サイト

そろそろ分かれって、ヨナ坊。お嬢には思わせぶりなセリフは通用しない。彼女は武器商人なんだぜ

PMCのイケメン担当。バルメにちょっかいをかけては蹴り飛ばされる日々を送っている。元イタリア陸軍情報担当少尉で様々な火器を扱える。実は隠された過去を持つ。


トージョ

0128_08出典:TVアニメ「ヨルムンガンド」公式サイト

裏切ってねえ!ふざけんな!てめえらが勝手に血迷っただけだろうが!

元自衛隊出身のメガネが良く似合う男性。PMCの交渉、情報戦などを扱う一面も持つ。過去、「怖気づいたオタク」と呼ばれたこともあるがその戦闘力は高く、バルメから「トージョは自分で戦える」と見放されるほど。


ワイリ

0128_09出典:TVアニメ「ヨルムンガンド」公式サイト

ハハハッ!(後ろで爆弾が爆発する音)

見た目は温厚な男性。立ち振る舞いも紳士であり、砂漠ではヨナにグレープソーダを渡すなどの気遣いもできる。しかし、一度戦闘になればPMCのメンバーから「ワイリやばい」と呼ばれるほど高い爆弾能力を持つ兵士となる。PMCでココ以外にFBIのブラックリストに指名されている唯一の人。爆弾以外にもルツのスナイプを支援するスポットマンの役目も持つ。


ココ・ヘクマティアルが求めるものとは

ココ・ヘクマティアルはとある目的のために武器商人を続けていました。最終巻でそれが判明するのですが、それは非常に残酷でしかし世界を助けるものでした。
果たして、PMCメンバーは彼女のその目的に従うのか、従わないのか。
結末はぜひあなたの目で確認してください!

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一二三

駆け出しサバゲーマーの一二三(ヒフミ)です。機動力こそサバゲーの神髄の名の下、ひたすらフィールド内を走り回るプレイを好みます。
カスタムに関しては、サバゲー仲間と日々勉強しています。

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