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アーチェリークロス体験イベント「狩人体験会」に参加してみた
2018/09/14
marodaruma
すごいー! たーのしー!
2019/03/4
marodaruma
皆さんこんにちは。学生時代、攻殻機動隊にハマったせいで、読んだこともない文学作品のセリフを検索しドヤ顔で引用するのにハマっていたマロダルマです。
自分で書いていて恥ずかしすぎて死にたくなってきますが、ネットにはこんな僕の中二病ストーリーなんて屁みたいに思えるような濃ゆいエピソードを持っている人が山のようにいます。
ネットに入り浸るようになると、世の中には色んな人がいるしみんな割と頭おかしい色んな経験をしているんだなっていうのがよくわかるのですが、その中でも今ひときわ注目を集めているWEB漫画家がおられます。
その名はやしろあずき先生(@yashi09)
知らない人のために、やしろあずきさんがどんな人なのか説明すると、
●自身の体験談を元にしたエッセイ漫画がTwitterでバズりまくり
●それを掲載しているブログは月に100万円以上の収益を叩き出し
●あちこちの企業とコラボしたPR漫画を手がけ
●漫画家だけでなくWEBライターや企業の執行役員も務め
●母親(@kuu015)は下手すると本人を喰う勢いでクセが強く
●奥さん(@hina17r)がクソほど美人で
●Twitterのフォロワーから毎日山のように三角コーンが送られてくる
……という人です。
え? 全然わかんない?
安心して。僕もやしろさんがいったい何者なのかよくわかんない。
漫画内ではご本人の少年時代の中二病エピソードもよく語られるのですが、どのエピソードも普通の人間なら超えないであろう一線を棒高跳び選手みたいな勢いで飛び越えています。やべえ。
そんなやしろあずきさん、実はちょくちょくサバゲーも嗜んでおり、ときたまTwitterでサバゲーしている様子をアップしたりしているのです。
「そのうちサバゲーフィールドでイベントやったりして……」なんて思いながらやしろさんのTwitterを眺めている日々でしたが、ある日、やしろさんはこんなつぶやきをTwitterに投稿していました。
フォロワーさんの中で『サバイバルゲームが好き』またサバゲー未経験だけど『やしろあずきを一度銃で撃ってみたい』というサイコパスの素質がある方々で池袋まで行ける!という方は【2月16日の午後】を開けておいてください。
詳細は後ほど。宜しくお願い申し上げます。— やしろあずき (@yashi09) 2019年1月27日
あっ、これマジでイベントやるやつや……そして池袋ってことは……あのフィールドだ……!
というわけで、今年の2月16日、ついにやしろあずき先生が大手インドアフィールド「ASOBIBA」に降臨!
テーマは“中二病”! イベント名は
今回はその様子をお届けします。
開闢(かいびゃく)の生存遊戯(サバイバルゲーム)には、参加するための幾つかの条件がありました。
1.自分が思う中二病だと思う服装を用意すること
2.18歳以上(高校生は不可)であること。(心は中二でOK)
3.人前で披露できる自分の中二病エピソードを1つご用意すること
そのルールにのっとり、参加者は思い思いの中二病っぽい衣装やアクセサリーを身に着け、会場内は異様な雰囲気に包まれていました。全体的に黒いので写真が撮りづらいのなんの!
黒い服や眼帯、包帯などのいかにも中二病な服を着ている人もいれば、オリジナルの脳内設定をこじらせ爆発させた創作装備勢、なりきり具合なら誰にも負けないであろう軍装勢など、本当に思い思いの中二病装備が見られました。
ピストルカービンにドライブレコーダーを取り付けた独創性あふれるカスタムガンや
先端にサプレッサーのように三角コーンを取り付けた人など、エアガンのカスタムに一工夫入れている人もちらほら。
会場を包むのは、他人の黒歴史ノートをうっかり覗いてしまったあのときのような、なんともいたたまれない、それでいてどこか懐かしい空気。あんな気分になったのは7年ちかくサバゲーをしていて初めての経験だったので、めちゃくちゃ戸惑いました。
会場は関東を中心にインドアフィールドを展開している「ASOBIBA」の池袋店。
まずはASOBIBA池袋店のスタッフさんによるブリーフィングからイベントが始まりますが、スタッフ一同みな中二病っぽい衣装に身を包んでおり、もしかしたら参加者以上に気合が入っていたかもしれません。
そしてこの日の主役、やしろあずきさんが満を持して登場!
黒くて妙な飾りのついたフード付きコートに身を包み、ライト●ーバーらしき光る棒状の物体を振り回し、うつむき加減で闊歩するその中二病丸出しの様!! 見るからにただもんじゃねえな!!
スタッフ「やしろさんが座りまーす!!!」
参加者一同「拍手」
ぼく「なにこれ」
この日が初めてのサバゲーだという初心者の人も結構おり、ざっと10人強の参加者と(初心者ではないけど)やしろあずきさんを混じえた初心者講習も行われました。エアガンの基本的な扱い方から狙い方まで丁寧な説明がなされていましたが……
スタッフ「ではここでやしろさんを的にして撃ってみましょう!」
ぼく「は??」
やしろあずきさん「撃ってください」
参加者「撃ちます!(バンッ!)」
やしろあずきさん「ヒット! 今当たったの乳首!」
スタッフ「やしろさんにも撃たれてみましょう!」
ぼく「は????」
やしろさん「撃ちます!(バンッ!)」
参加者「ヒット!」
なにこれ。
今をときめく人気WEB漫画家をみんなでエアガンの的にしている光景は絵面だけだとだいぶヤバイですが、これもれっきとした初心者講習の一貫です。
ゲームは中二病をテーマにした変則ルールが中心で、まともなゲームはほぼありませんでした。
こちらは銃の装弾数を5発に制限された「弾数制限戦」の光景。
たった5発のBB弾しか持てませんが、撃ち尽くしたらスタート地点にいるスタッフさんのところで補給してもらえます。ただし、「自分のとっておきの中二病エピソード」をその都度披露しなければならないという割と地獄じみたルールですが。
どの参加者もけっこう濃ゆい黒歴史を持っており、中には「学生時代、学校裏サイトを運営していた」という割とやばいエピソードもあったり。
そこまでいくともはや中二病とか通り越してただのやばい奴だわ!!!
スタッフさんが選んだ、最もキレキレの中二病エピソードを披露した上位3名には三角コーン(やしろあずきさんサイン入り)が送られます。地味に置き場所に困るな!!!!
メディック戦では、負傷者には中二病らしく包帯を巻く復活の儀が行われます。
中学時代、腕に包帯を巻いて「ここには古の邪竜が封印されてるんだ」とかのたまう頭のおかしいヤツ、学年に数人はいましたよね!
僕はそこまでではありませんでしたが、たまにイキって十字架のネックレスとかつけてました!!!!
今思い出しても死にたくなるけどな!!!!!!
極めつけだったのはラストに行われた「やしろあずきVS俺ら」戦
我々参加者側は一切の武器を持つことが許されず、アサルトライフルを持ったやしろさんに時間切れまで延々と追い回されるという、もはやサバゲーでもなんでもない地獄のルール。
イベント開始前、Twitterではこんなことを言っていたやしろあずきさん。
まず3名中2名が物理で殺ろうとしてきてるし確実に生きて帰れない。終わった。 https://t.co/lQ4JhaP6Vd
— やしろあずき (@yashi09) 2019年1月28日
ハッシュタグ「#やしろあずき狩り」をつけてイベントの様子をつぶやくことを自ら推奨するなど、己を獲物として差し出してイベントを盛り上げる気が満々に見えたやしろあずきさんでしたが……
蓋を開けてみると殺られるのはこちらになっていました。
クソッ!!!!! 騙された!!!!!!
フルフェイスマスクで顔は隠れていますが、目元はめっちゃ笑ってます。
サイコパスなのはそっちじゃねえかよ!!!!!
ASOBIBA池袋のセイフティエリアには撮影スペースもあるのですが、この日は壁にデカデカと六芒星(しかも妙に気合が入っている)が描かれ、中二病らしい記念撮影ができました。
希望者はやしろあずきさんとのツーショットも!
やしろあずき狩りに興味を示したサバゲーマー達。 pic.twitter.com/3Jk0SGJJ3w
— バルブP (@WTM666W) 2019年1月28日
イベント前、Twitter上でやしろあずき狩りに並々ならぬ意欲を示していた世紀末・アーマー系サバゲーマーたちも記念撮影を楽しんでいました。
Amazonのほしいものリストにふざけて三角コーンを入れて公開したら、本当に欲しいものは一切届かず三角コーンばかりが自宅に送りつけられ、その様子がクソほどバズり、ネットでは「三角コーン」がご本人の代名詞と成り果て、未だにあの手この手で三角コーンを押し付けられるという、前世で三角コーン販売業者を焼き討ちでもしたのかと思わざるを得ない目にあっているやしろあずきさん。
会場の受付をよくよく見てみると、そんなやしろあずきさんにプレゼント押し付ける用のミニ三角コーンが¥500で販売されている始末。お仕事の相手にすらこれほどネタにされる人、やしろさん以外に僕は知りません……
また、参加者の中には、わざわざ三角コーンを会場に持ち込んでサインを貰おうとする人が続出しました。
「一般の方の迷惑にならないようにきちんと収納した状態で持ち込んでください!」というアナウンスが事前にされていたため、皆さんきちんとキャリーケースなどにコーンを入れて持ってきていましたが、サバゲーフィールドに三角コーンの持ち込みが許されてる時点で狂気としか言いようがないです。
こんな感じで最初から最後まで狂気に満ちていた開闢(かいびゃく)の生存遊戯(サバイバルゲーム)。
好評のうちに幕を閉じましたが、実は3月16日に早くも第二回が予定されているようです。
http://asobiba-tokyo.com/65988
次回のイベント名は
黄昏の生存遊戯(トワイライトサバイバル)
会場は変わってASOBIBA秋葉原店
やしろさんのブログにはこんな漫画も掲載されていましたし、もしかしたらやしろあずき母も参戦するかも!?
これは第二回も楽しみだぜ!
やしろあずき様
ASOBIBA池袋店スタッフ様一同
イベント参加者の皆様
ありがとうございました!
学生時代、FPSゲームをきっかけにミリタリーに興味を持ち、サバイバルゲームの世界にはまりだす。
エアガンの内部・外装カスタム、装備品収集など順調にサバゲ道をエンジョイ中。
自作PC、電子工作・プログラミングにも若干の知識あり。
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