ダブルバレルのAR15、電動ガン「DT-4」（後編）

2本のバレルから弾を同時に発射するクラシックアーミー「DT-4」、3本バレルの東京マルイ「AA12」を愛用するのりぞうさんもだいぶ憧れの羨望、今回はその内部を調査してみようと思います。

前回記事：ダブルバレルのAR15、電動ガン「DT-4」（前編）

1丁分の機関で2丁分の空気を圧縮

2丁分のピストンやシリンダーが1個に合体しているのでメカボックスのガワが太っています。




2個が合体したピストンは2本のスプリングで圧縮伸張します。




スプリングはなんか短くてバヨーンっていうので交換したほうがいいと思います。




これをいつもの3ギヤで引っ張ります。モーターに負荷がかかりそうですが、外国の電動ガンは初速120～140m/sくらいが普通なので日本向けより強いスプリングが入っています。日本向け（90～98m/s）なら全然楽々といった感じです。でもセミのキレはそれなりなので11.1Vを使った方がいいのかもしれません。




グリップの底はワンタッチになっていてモーター交換が秒です。グリップは十分握りやすいですがもっと良いのはあります。

バレル、チャンバーは2個

インナーバレルとチャンバーは同じものが2個入っています。




チャンバーは操作しやすくリニアで緩みにくいドラム式。




インナーバレル長は290mm。

実射

私の店では箱出しで売りませんが箱出しで撃ってみた感じでいうと「まあこんなもんでしょう」という感じでした。初速は流速で85～90m/s程が出ていました。
ここから調整していって現在は90～96m/sくらいです。スイッチの遊びが大きかったのでスイッチを少しいじってチャンバーも少しいじりました。他は通常の洗浄＆調整です。




マガジンは2本、マガジンキャッチを押すと2本落ちてきます。

まとめ

クラシックアーミー「DT-4」いかがでしたか？ 欲しくなりましたか？ AA12よりトリガーレスポンスが良く、プラスチック感がなく、マガジンの使いまわしが効いて良いです。いつか入手したいと思います。