- コラム
アメリカ軍制式採用のP320が使用禁止!? 原因は「暴発の危険性」!
2017/12/19
Gunfire
すごいー! たーのしー!
2019/02/3
Gunfire
2017年にアメリカ軍の制式拳銃が『Beretta M9』から『SIG SAUER P320』に変更となり、順風満々なSIG SAUER社。
そんなSIG SAUER社がまた新たに驚くべきニュースを発表しました。
そのニュースとはなんとSIG SAUER社のエアガン業界への進出。
今まで実銃しか製造していなかったSIG SAUER社がエアガンの発売を発表したのです。
今回はそんなSIG SAUER社製のエアガンについてご紹介したいと思います。
今回、SIG SAUER社が販売を発表したエアガンは『M17』と『P229』の2種類。
ちなみにご存知の方も多いですがM17はアメリカ軍の制式拳銃名であり、銃の正式名称は『P320』。
つまりSIG SAUER社にとって現在の主力製品であるP320とP229の二つがエアガン化される事となります。
出典:SIG SAUER
そして今回のニュースの発信元は実はSIG SAUER社の公式ホームページ。
そこにはSIG SAUER社がエアガンを発売する事に至った経緯が記載されていますが、なんでも今回は実銃であるP320とP229のレーニング用として開発されたのだとか。
ただ実銃メーカーが“トレーニング用”として謳っているためサバイバルゲームで使えるかどうかは少し疑問が残りますが、使用する弾丸はプラスチック製の6mmBB弾との事なので威力さえクリアできれば使用できると思われます。
ちなみに実銃と区別するためにP320は『ProForce M17 Airsoft Pistol』、P229は『ProForce P229 Airsoft Pistol』という名前が付けられており、2019年中にはリリース予定との事です。
それでは次に今回開発されたProForce M17とProForce P229の気になるスペックについてご紹介していきます。
・全長:8.5インチ(約21㎝)
・銃身:5.5インチ(約14㎝)
・重量:2.6ポンド(約1.2㎏)
・威力:1ジュール
・使用弾丸:6mm BB弾
・マガジン容量:21発
・動力:グリーンガス もしくは Co2ガス
・カラー:コヨーテ・タン
・全長:7インチ(約18㎝)
・銃身:4.75インチ(約12㎝)
・重量:1.85ポンド(約0.8㎏)
・威力:1ジュール
・使用弾丸:6mm BB弾
・マガジン容量:25発
・動力:グリーンガス
・カラー:ブラック
上記が公式ホームページで公開されているスペックです。
内容を見る限り日本の銃刀法による規制はややオーバーしているものの、私たちが普段使っているエアガンとそれほど大差はありません。
またM17とP229では動力源に違いがあるのが気になりますが、P229であればおそらくサバイバルゲームでも使えそうですね。
また可変式のHop Upシステムもちゃんと対応しているようです。
現在、市場に出回っているエアガンの大半はエアガンメーカーが実銃メーカーからライセンスを購入して製造・販売しているものが大半です。
しかし、今回エアガンの発売を発表したSIG SAUER社は自社の銃に関するライセンスは他社に提供しない旨をはっきりと公表しており、今後はSIG SAUER社が自社でエアガンの製造・販売を進めていくようです。
ただ、以前にSIG SAUER社は軍隊の訓練用にCO2を動力とした空気銃の『Sig Sauer ASP P320 CO2 Blowback』を開発しています。
これはエアガンではなく空気銃であり金属製の弾丸を発射するタイプなのですが、その空気銃にはMade in Japanの文字が確認されています。
もしかしたらSIG SAUER社は自社で作成せず、エアガンの製造にノウハウを持つ外部エアガンメーカーに製造を委託し、OEM販売という方法で市場に登場してくるかもしれません。
いかがでしたか。
実銃メーカーが作るエアガンといえばマグプル社などが有名ですが、SIG SAUER社のような制式拳銃を販売している会社がエアガン業界に進出するのはかなり珍しいことです。
また今回の予定通りに話が進めばSIG SAUER社のエアガンは入手経路が限られてしまうのが予測されますが、そのぶん刻印や感触、寸法などが実銃に限りなく近いエアガンを作ってくれることでしょう。
まだ日本で流通するかは不明瞭ですが、是非日本でも販売してほしいですね。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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