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Gunfire
最近のサバイバルゲームは迷彩服よりもPMC装備を好んで使っている人の方が多くなってきているような気がします。
PMC装備はポロシャツにカーゴパンツという組み合わせが一般的で、服装には特に決まったルールも無いため、そのお手軽さが人気の秘訣なのかもしれません。
しかし、PMC装備をしている人でも意外とPMCについて知らない人も多いようです。
そこで今回はPMC装備を使う上で知っておきたいPMCについてと、世界で有名なPMCについてご紹介していきたいと思います。
PMCとは正確には「Private Military Company」といい、日本語では主に「民間軍事会社」と呼ばれています。
そしてPMCは名前の通り、国ではなく民間が経営する軍隊のような組織で、報酬と引き換えに軍隊に変わって戦闘行為などを行うという、いわば昔で言うところの傭兵団のような組織です。
ただ傭兵団と聞くと少々野蛮な感じもしますが、PMCの社員のほとんどが元軍人や元警察といったスペシャリスト達で、戦争や紛争に参加するだけでなく、要人警護や拠点の防衛、さらには正規軍に対して軍事訓練など、様々なサービスも提供しています。
もっと詳しく知りたい人は過去にご紹介したコチラの記事も併せてご覧ください。
関連記事:軍事学入門「民間軍事会社とは何か?傭兵との違いは?」
では次に、世界的に有名なPMCについてご紹介していきます。
アカデミ社は元ネイビーシールズの「エリック・プリンス」によって設立された民間軍事会社で、数年前までは「Blackwater」という会社名で活動していました。
当時のBlackwaterはアメリカの中ではかなり知名度も高く、大勢の社員と広大な訓練施設なども保有しておりアメリカ政府から要請を受けて様々な正規軍の業務を代行していた経歴があります。
ただ、イラク戦争へ参加した際に民間人に対して虐殺を行うという不祥事が起き、大きな批判を浴びる事となります。
その後はCEOの交替や吸収合併を繰り返し不安定な時期もありましたが、今でも軍事コンサルティングやアメリカ軍への戦闘訓練なども引き続き行われています。
イージス・ディフェンス・サービシーズはイギリスの民間軍事会社で、2002年に元イギリス軍人であるティム・スパイサーによって設立された会社です。
設立されて間もない民間軍事会社であるものの、アメリカ政府からイラク復興のためのアメリカ軍の支援やアフガニスタンの米国大使の護衛など様々な業務を任されています。
しかし、イージス・ディフェンス・サービシーズもアカデミ社同様に2005年に民間人に向けて銃撃を行うという不祥事が発覚し、今ではガルダ・ワールドに買収されることとなりました。
ガルダ・ワールドはカナダの民間軍事会社で、社員は約4万5千人にものぼる世界最大規模の民間軍事会社だと言われています。
さらに活動地域はカナダだけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなど多岐にわたり、また戦争や紛争における直接戦闘だけでなく、様々な都市や空港などの重要拠点の警備なども請け負っています。
また公式ホームページでは世界中の国のリスクを分析したカントリーレポートが公開されています。
ちなみに日本のリスクレベルは「Very(非常に高い)」。
意外な結果だったので詳しく読んでみると、テロの可能性はまず起きないと予測されていますが、自然災害(大地震や津波)が原因で高リスクと判断されているようです。
プロセガーはスペイン最大の民間軍事会社で1976年に設立された老舗の民間軍事会社の一つです。またガルダ・ワールドと同様に世界各国でサービスを提供しています。
ただ他の民間軍事会社とは違い、プロセガーは直接戦闘などの軍隊の業務代行というよりかは大手銀行の現金輸送や警備・警護業務が主なサービスとなっているようです。
しかし大規模な民間軍事会社だけあって設備も充実しており、最先端のセキュリティシステムやK-9(軍用犬)を活用したサービスも提供しています。
コントール・リスクスはロンドンに拠点を持つイギリスの民間軍事会社で、正規軍の業務代行だけでなく警備や警護など多岐にわたるサービスを提供しています。
またコントロール・リスクスは元々、保険会社から生まれた会社であり、その名残もあってかリスクマネジメントのコンサルティングも行っています。
さらに世界各国に事務所をもちグローバルに活動しており、日本の外務省ともつながりがあると言われています。
いかがでしたか。
日本では殆ど馴染みのない民間軍事会社ですが、軍隊がある海外では割とメジャーな業種の一つのようですね。
ちなみに上記で紹介した会社はごく一部であり、他にも数々の民間軍事会社が存在します。
もし、興味が沸いたら民間軍事会社の公式ホームページを覗いてみたりするのも面白いかもしれませんよ。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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