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サバイバルゲーマーの中でAKシリーズの生みの親であるカラシニコフ社の名前を知らない人はいないと思いますが、カラシニコフ社は銃の開発・製造だけでなく、他にもさまざまな事業を展開しているのをご存知でしょうか。
実はカラシニコフ社は2000年以降、オリジナルのウォッカや時計などの事業を展開をしています。
そんな多岐にわたる事業の中でも脚光を浴びているのがバイク事業。
実は最近、カラシニコフ社は一般層向けにバイクの販売を発表し話題を呼んでいるのです。
そこで今回はそんなカラシニコフ社製のバイクについてご紹介したいと思います。
今回、カラシニコフ社が民間人向けに発売を発表したバイクの名前は『UM-1』。
カラシニコフ社がバイクを開発するだけでも意外と思う方も多いかもしれませんが、さらに驚くことに、このUM-1は通常のガソリン式ではなく電気モーターで動く電動バイクとなっています。
このUM-1が初めて発表されたのは国際軍事技術フォーラムである「ARMY-2018」。
国際軍事技術フォーラムで民間人向けのバイクを発表するあたりがカラシニコフ社の本質を表している気もしますが、カラシニコフ社は今回のUM-1について簡単な操作性と静音性、そしてメンテナンスフリーの三本柱をウリにしており、さらなるバイク事業の展開を画策している模様です。
また、同時に軍用の電動バイク『SM-1』も発表されており、こちらは近々ロシア国防相に納品される見通しとなっているようです。
それでは次に気になるUM-1のスペックについてご紹介していきたいと思います。
まず、このUM-1の動力はリチウムイオンポリマー二次電池(LiPO)とLiFePO4が採用されています。
またモーターについてはブラシレスDCモーターが用いられており、最高速度はなんと約100km/h。
さらに航続距離についてはフル充電の状態であれば150kmの走行が可能と謳われており、従来のガソリンバイクと遜色のないスペックとなっています。
ちなみに軍隊用のSM-1についてもほぼ同様のスペックとなっているようですが、モーターについては水冷式の特別なモーターが組み込まれているようです。
また見た目も通常のオフロードバイクと変わらず堅実な作りとなっており、車体重量についてはどちらも200㎏前後となっています。
カラシニコフ社が電動バイクの販売をすると初めて聞いた方はかなり驚かれるかもしれませんが、カラシニコフ社が電動バイクを開発したのは今回が初めてではありません。
実は2017年時点でカラシニコフ社は『IZH(イズマッシュ)』と呼ばれる電動バイクを開発し、既にモスクワ市警察に納入されています。
ちなみにIZHのスペックは今回紹介しているUM-1とほぼ同等の性能を持っているとのことです。
ガソリンが安価なロシアで、しかも公的機関のみで使用されていた電動バイクが民間人や軍隊向けに製造が開始されたということは、IZHの評価やカラシニコフ社製の電動バイクが評価されていることを意味しているのではないでしょうか。
いかがでしたか。
最近の日本では電気自動車は数多く登場していますが、電動バイクについてはあまり普及が進んでおらず、数や種類も非常に限られています。
一方で今回のUM-1が世界中で有名になれば、いつかは日本で姿を見ることもあるかもしれませんね。
ちなみにカラシニコフ社は電動バイクだけでなく電気自動車の開発も進めており、今後は電気自動車産業にも力を注いでいく模様です。
日本のメーカーもうかうかしていられませんね。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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