- コラム
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Gunfire
皆さんは今年の初夏頃にアメリカのトランプ大統領が宇宙軍の創設を表明したことをご存知でしょうか。
今年(2018年)の6月18日に開催された国家宇宙委員会にてトランプ大統領は宇宙軍の創設を国防省に指示しました。
現在のアメリカは「陸軍」「海軍」「空軍」「海兵隊」「湾岸警備隊」という5つの軍隊がありますが、もし今回の宇宙軍が創設されれば初の6つ目の軍隊となります。
そこで今回はアメリカの宇宙軍や、宇宙軍発足による狙いについてご紹介したいと思います。
“宇宙軍を創設する”と聞くと、まるでSF映画ようにも聞こえますが、実はアメリカ軍には既に宇宙軍が創立されていました。
従来の宇宙軍は「United States Space Command」と呼ばれ、1985年9月23日にアメリカ空軍の一部門として創立されており、各種衛星(通信衛星、偵察衛星、気象衛星等)の運用や、弾道ミサイル発射の早期警戒など、宇宙に関連した軍務やハイテク機器を使用したサイバー戦などが主な任務でした。
しかし冷戦が終了した後、宇宙軍はアメリカ戦略軍(United States Strategic Command)に統合されることとなり2002年10月1日に姿を消したという経歴があります。
そんな、かつて一度は統廃合された宇宙軍を新たに、それも独立させて創設させようとするトランプ大統領の狙いは何なのでしょうか。
宇宙軍と聞くとどうしてもスターウォーズやエイリアンなど、宇宙空間で戦闘を繰り広げるSF映画を連想してしまいがちですが、今回創立を指示した宇宙軍の任務は残念ながら宇宙空間での戦闘は想定していないといわれています。
では宇宙軍の主な任務は何なのか。それは先ほど紹介した各種衛星の“保護”。
現在はインターネットやGPSなど、ハイテクな通信機器がさも当たり前のように存在していますが、それらの機能の殆どは宇宙に浮かぶ衛星の力によって実現しています。
しかし逆を返せば衛星を破壊されてしまうと、たちまち通信が途絶えてしまい、大部分をハイテク機器に頼っている軍隊にとっては致命傷となりかねません。
つまり衛星とは非常に強力な兵器として活用できる一方で最大の弱点でもあるのです。
また衛星にとっての脅威は他国による破壊工作だけではありません。
地球の衛星軌道上には破棄された衛星や衛星打ち上げ時に使用されたロケットの残骸など、スペースデブリと呼ばれる廃棄物が周回しており、衛星に衝突すればただでは済みません。
今回の宇宙軍はこの様な様々な脅威から衛星を守り、同時に軍隊全体を守ることを目的としているようです。
トランプ大統領は2020年には宇宙軍を創設するように指示を出していますが、創設されるかどうかは現時点では判明していません。
実は6月に行われた発表ではあくまで「創設の指示」であり、実際に宇宙軍が創設されるかどうかは議会による承認が必要だからです。
さらにトランプ大統領は宇宙軍の創設は国家の安全保障に繋がると発表していますが、一方で議会は予算の確保や人材の確保の目途がたたないため、独立した宇宙軍を新たに創設する必要は無いと考えているようです。
最近はSF映画でしか登場しなかったような兵器が次々と現実に登場していますが、今回の発表で更にSFの世界に近づいたように感じますね。
現在のところ予算や人材確保など様々な面で宇宙軍創立の目途は立っていないようですが、今後アメリカ軍の中に宇宙軍が誕生すれば競争原理も働き、ますます宇宙の開拓や開発が進められることが見込まれます。
もしかしたら一般人も気軽に宇宙に来る時代も訪れるかもしれませんね。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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