- コラム
ウィンチェスターレバーアクションライフル
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のりぞう
すごいー! たーのしー!
2018/11/27
Gunfire
今回はレバーアクションライフルについて!
レバーアクションライフルといえば独特な方法でリロードを行うライフルで、特に西部劇が好きな人達にはなじみの深いライフルだと思います。
また知名度は低いですがレバーアクションライフルのエアガンも登場しています。
そこで今回はレバーアクションライフルの歴史や仕組み、そして実際にサバイバルゲームで使用できるレバーアクションのエアガンについてご紹介したいと思います。
By Hmaag – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
まずは簡単にレバーアクションライフルの歴史から紹介してきたいと思います。
レバーアクションライフルが世の中に登場し始めたのは1850年代頃。
ニューヘイヴン・アームズ社によって開発された「ヘンリーライフル」が爆発的な人気を生み、1900年頃まで広く使われることとなりました。
レバーアクションライフルが登場するまでは基本的に前装式のライフルが一般的で、1分間に3発撃てるか撃てないかぐらいの連射力しかありませんでしたが、一方でヘンリーライフルは1分間で最大28発もの弾丸を発射できるという、当時では考えられないほどの連射力を持っていました。
このヘンリーライフルは当時の平均月収額の約3倍という非常に高価な銃でしたが、南北戦争に参加する兵士達は支給されるライフルではなく、自分でヘンリーライフルを購入して戦争に参加したのだとか。
当時のレバーアクションライフルはそれほど画期的で魅力的なライフルだったのです。
レバーアクションの仕組みはポンプ式のショットガンと同様に、手動でレバー(ループ・レバー)をスライドさせることで排莢と装填を行う仕組みとなっています。
ただ言葉ではなかなか伝わりづらいのですが、YouTubeでレバーアクションライフルの構造が非常に分かりやすい動画がアップされていました。
ちなみにレバーアクションライフルは今主流となっているアサルトライフルと比べると、残念ながらメリットはほぼありません。
しかし、レバーアクションライフルの最大のメリットはやはり「リロードがカッコイイ」という点。
中でも特に有名なのがターミネーター2でT-800役のアーノルド・シュワルツェネッガーが見せたスピンコックが有名だと思います。(ライフルではなくショットガンですが)
スピンコックとはループ・レバーを持ち、銃本体を回転させ片手でレバーアクションライフルをリロードする方法なのですが、サバイバルゲームでこの動作ができるというだけでもレバーアクションライフルを使う意味があるのではないでしょうか。
それでは最後に実際にサバイバルゲームで使用可能なレバーアクションライフルのエアガンについて紹介していきます。
最近は一昔前と比べて様々なエアガンメーカーが登場していますが、実はレバーアクションライフルのエアガンを製造している会社はごく一部だったりします。
そんなごく一部の中でも有名なのが「KTW」と「マルシン」の2社。
どちらも日本のエアガンメーカーで、他ではあまり販売されていないようなちょっとマニアックなエアガンを取り扱っているメーカーです。
ちなみにKTW社が発売している有名なレバーアクションライフルは「ウィンチェスターM1873カービン」。
KTW NEW ウィンチェスター M1873 カービン エアコッキングライフル
このKTW社のM1873カービンは銃本体が全て金属で作られており、非常に高級感ただようライフルとして仕上がっています。
一方でマルシンはガスを動力としたレバーアクションライフルを多く販売しており、その中でも「ウィンチェスターM1892」が主力製品となっています。
マルシン ウィンチェスターM1892 6mmBB ブラック ウォールナット仕様
このマルシンが販売しているウィンチェスターM1892はKTW社と同様に銃本体は全て金属で作られている上、木製ストックを採用しており価格は大分上がるものの、コレクターでも満足のいく一品となっています。
いかがでしたか。
ボルトアクションやレバーアクションはサバイバルゲームでは圧倒的に不利ですが、アサルトライフルには無いカッコよさがあると思います。
ただボルトアクションライフルは意外とエアガンの種類も多く、使用しているサバゲーマーも多いので「俺はもっと個性を出したいんだ!」という人は、一度レバーアクションライフルを試してみてはいかがでしょうか。
ちなみにエアガンのレバーアクションライフルでスピンコックを行うことは可能ですが、エアガンによっては強度が足らず、下手をすればループ・レバーが折れてしまうこともあるようです。
サバゲー中にスピンコックを行う姿は非常にかっこいいと思うのですが、頻繁に行うのは避けた方がよさそうですね……。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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