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今回紹介するのは世界最強ではなく、世界最弱のリボルバーについて!
リボルバーはオートマチックと比較すると、リロードに時間がかかるというデメリットはあるものの、非常に簡単な構造となっているためマグナム弾や特殊な弾丸を発射しやすいというメリットがあります。
そして、マグナムのような強力な弾が撃てるということは、裏を返せば非常に威力の弱い弾丸も撃てると言うこと。
そこで今回は世界最弱の弾丸を発射するリボルバーについて紹介したいと思います!
今回紹介する世界最弱のリボルバーの名前は「Zoraki R1」
出典:https://www.balistas.com/flobert-revolvers/atak-arms-flobert-revolvers/zoraki-r1-45-4mm-black/
このZoraki R1はトルコの「Atak Arms」によって作られたリボルバーで、いくつかシリーズがありますが、その中でも特に最弱なのが「Zoraki R1 4,5 “4mm」。
このZoraki R1 4,5 “4mmは一見、立派なリボルバーに見えますが、実は口径がなんと4.5mm。さらに使用する弾丸は4mmという超ミニマムなリボルバーなのです。
公式発表によるとZoraki R1 4,5 “4mmの威力は約7.5ジュール。
日本のエアガンの法的規制は0.989ジュールですので、威力はエアガンの約7.5倍といったところ。
発射音もガスガンと大差ないほどの、超貧弱リボルバーなのです。
次にZoraki R1で使用する弾丸についてですが、このZoraki R1は「Flobert」と呼ばれる特殊な弾丸を使用します。
このFlobertは200発入りで2,000円という非常に安価な弾丸なのですが、それもそのはず、実はFlobertは火薬を使用しない弾丸なのです。
通常、薬莢式の弾丸は
①銃のハンマーが雷管を叩き
②雷管が破裂して火薬に引火し
③引火した火薬が燃焼して弾頭を飛ばす
という仕組みになっています。
では、火薬を使用しないFlobertはどうやって発射しているのか?
実は雷管の破裂の力のみで弾丸を発射しているのです。
このFlobertの直径は先ほども紹介しましたが、直径は4mmでBB弾よりも2mmも小さく非常に軽いため火薬を必要としないのです。
最弱の名をほしいままにするZoraki R1ですが、いったい何のために作られたのか……。
公式サイトによると自己防衛用使えるというのがウリのようですが、実際エアガンに毛が生えた程度の威力の銃では自己防衛という点についてはあまり期待できません (普通のリボルバーとそっくりなため、驚かすことはできる模様) 。
ただ一方で競技用や遊戯用として一部の層では人気があり、ちょっと強力なエアガン感覚で購入する人が多いようです。
実際、Zoraki R1は銃本体と弾丸が200発セットでお値段が約1万円という、高価なエアガンより安く購入できる価格設定となっています。
ちなみにYouTubeでZoraki R1の実際の射撃動画がアップされていました。
0:48秒から実際に撃っている映像が流れていますが、反動も無く発射音ですらロクに聞こえてきません。それどころか画面端に映っている鶏達ですら我関せずといった感じ……。
もしかしたら夏場のガスガンの方がもっといい音を出しているかもしれません……。
いかがでしたか。
「リボルバー=マグナム弾」というイメージを見事に覆したリボルバー「Zoraki R1」。
このZoraki R1を見て、カネキャップの火薬銃(火薬で音がなる銃の形をしたおもちゃ)を連想したのは私だけではないはず。
ちなみに、どんなに威力が弱くても銃は銃ですので日本から購入することはできません。
銃を自由に所持できるアメリカは少々物騒と感じる反面、こういった幅広い銃が存在することは羨ましいですね。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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