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Gunfire
最近は以前に紹介した「電子制御ライフル『FDM L5』」や「超高性能スナイパーシステム『Xact System』」など、SF映画の中でしか存在しなかったような銃が次々と現実に登場してきています。
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しかし、進化しているのは銃本体だけではなく銃に装着する光学機器も例外ではありません。
そして今回紹介するのはイスラエルが開発した「SMASH」と呼ばれる光学機器。
このSMASHはレーザー測距装置や赤外線カメラなど、様々な機能が満載の最先端光学照準器なのです。
それでは早速紹介していきましょう!
今回紹介するSMASHはイスラエルに拠点を置く「Smart Shooter」社によって開発された光学照準器について。
サバイバルゲームで光学照準器といえばEOTechのホロサイトやTrijiconのACOGシリーズなどが有名ですが、これらはあくまで標的に対して照準を合わせやすくするための本当の意味での照準器です。
一方でSMASHは冒頭でも少し触れましたがレーザー測定装置や赤外線カメラ、そして画像認識ソフトウェアなどが内蔵されており、さらにはトリガー制御デバイスも組み込まれているため、照準を合わせやすくするだけでなく標的をターゲットとして設定すれば後は自動的にトリガーも引いてくれるという画期的な光学照準器なのです。
次にこのSMASHのメインとも言えるトリガーコントロールシステムについてですが、SMASHは内蔵されたカメラやセンサーによってターゲットを自動で認識し、最適なタイミングで射撃を行うというシステムが組み込まれています。
具体的な使用方法を簡単に紹介すると
①SMASHを標的に向ける
②SMASHが自動的にターゲットを認識し候補者をマーキングする
③射手はマーキングされたターゲットの中から撃ちたいターゲットを選択する
④ターゲットがロックされると自動的に距離や弾道計算が行われロック状態となる
⑤トリガーを引く(この時点では発射されない)
⑥射手がトリガーを握ったままターゲットに狙いを定めるとSMASHが最適なタイミングで弾丸を発射する
という流れになっています。
つまりSMASH使用した場合、ターゲットをロック状態にすれば後は目をつぶっていてもターゲットに弾丸を命中させることができるという恐ろしいシステムなのです。
ちなみに上記で紹介した使用方法はSmart Shooter社の公式動画でも紹介されています。
いかがでしたか。
以前にもSMASHと同様のトリガーシステムを組み込んだ「Xact System」についてご紹介しましたが、Xact Systemは銃一体型のシステムだったため、価格も高く他の銃へ流用が効かないという問題もありました。
しかしSMASHは取り外しが可能なため流用性も高く、さらに価格も安いというメリットがあります。
今後、SMASHの実用性が認められれば軍隊へ採用される日が来るかもしれませんね。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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