- コラム
サバゲーシューズは「トレッキングシューズ」がオススメ!
2016/12/12
一二三
すごいー! たーのしー!
2018/10/13
Gunfire
サバイバルゲームに参加する際は基本的に動きやすい服装であればどんな格好でも構いません。
しかし、服装の中でも少し気を付けていただきたいのが「靴」。
サバイバルゲームでは普段絶対しないような体勢を取ったり、歩かないような悪路を走ったりするため、快適にプレイする上で靴は意外と重要な要素だったりします。
そこで今回はタクティカルブーツの種類や選び方などについてご紹介したいと思います。
ミリタリー系のブーツは明確に区分されているわけではありませんが、大きく分けて3種類のブーツがあります。
そのブーツとは「タクティカルブーツ」「コンバットブーツ」そして「ジャングルブーツ」です。
まずはその3種類の特徴についてご紹介していきましょう。
タクティカルブーツ ミリタリー サバゲー ブーツ サイド ジッパー 【 僅か333g 特許出願中 】[EARTH LEAD]
タクティカルブーツとは一般的に軍や警察の特殊部隊が履いているブーツで、室内戦や市街戦などを想定した作りとなっています。
特徴としては非常に軽く、また強いグリップ力などがあり濡れたフロアや鉄板の上でも滑りにくいよう設計されています。
さらに最近では簡単に着脱できるようにブーツの側面にジッパーがあるデザインもあります。
また、ブーツという名称が付いていますが履き心地はスニーカーやスポーツシューズに近いため、ブーツを履きなれていない人でも違和感なく履くことができ、タウンユースとして使えるメリットもあります。
特に軽さを重視する時や初めてサバイバルゲームに参加する人にはもってこいのブーツとなっています。
・履いたり脱いだりしやすい。
・スポーツシューズと似ていて軽くて動きやすい。
(エイト) 8(eight) アメリカ軍 コンバットブーツ PUレザー タクティカルブーツ ミリタリー
次にコンバットブーツについてです。コンバットブーツとはミリタリーブーツ全てを指す場合もありますが、ここでは軍隊に所属する兵士が戦闘時に履くブーツのことを指します。
コンバットブーツは先ほど紹介したタクティカルブーツとは違い「軽量」や「履きやすさ」より「耐久性」や「耐水性」、そして「防水性」といった過酷な環境に耐える事ができるタフネスさが優先されているブーツです。
また足首もしっかりガードされており、兵士達の防具の一つといっても過言では無いかもしれません。
ただし耐久性を優先した結果、他のミリタリーブーツより重量があるというデメリットもあります。
軽さや機能よりも耐久性を重視したい人や、険しいフィールドでプレイしている人たちにおすすめのブーツです。
防水性や耐水性に優れており、アウトドアフィールドにおすすめ。
着脱が不便だが、足や足首をしっかりと保護してくれる。
(エイト) 8(eight)アメリカ軍 ジャングルブーツ コンバットブーツ
そして最後はジャングルブーツ。
ジャングルブーツとは別名「トロピカルコンバットブーツ」とも呼ばれ、名前の通りジャングルなど高温多湿な地域で運用されることを前提に作られたブーツです。
このブーツが開発されたのはベトナム戦争時代なのですが、全て革で作られたブーツはジャングルの高温多湿に耐えきれず、また蒸れにより兵士達に足の疾病を誘発する結果となりました。
そこで開発されたのが通気性を優先した革とナイロンで作られたジャンブルブーツ。
ちなみにジャングルブーツは防水性が高いと思われがちですが、通気性を優先しているため防水性能は全くと言っていいほどありません。
むしろ側面に通気用の穴が開いており「内部に水が浸入するのを防ぐ」というより「濡れた内部がすぐに乾くよう工夫されている」という、靴の中が濡れることを前提に作られた設計となっています。
また、ゲリラなどが仕掛けた罠から足を守るため靴のつま先や底に金属や鉄板などが装備されている種類もあります。
見た目は「これぞ兵士のブーツ!」という非常にカッコいいブーツではありますが、耐久性もそこまで高くないため、ジャングルブーツにこだわりたい人以外はあまりおすすめできません。
見た目が非常にかっこよく、ベトナム戦のコスプレには必須品
通気性が良いため、夏や晴天時には蒸れにくくオススメ。
どのミリタリーブーツを使うかは上記で紹介した内容を参考にして頂き、自分のサバイバルゲームスタイルを照らし合わせて頂ければいいかと思います。
しかし、最後に一つだけ注意していただきたい事は
「ミリタリーブーツは値段と品質が比例する」
ということです。
当たり前の事を言っているようですが、サバイバルゲーム用の装備品は数多くのレプリカが存在し、値段の割に割と高品質の物も多いです。
しかし、ミリタリーブーツに関しては見た目が非常にカッコよくても
「1日履いただけでソール(靴底)が剥がれた」
「簡単にアッパー(靴の側面)がほつれてきた」
「少し濡れただけで革の部分が割れた」
「濡れるとアスファルトでもどこでも滑る」
というトラブルをよく耳にします。
特に5,000円以下で購入できるレプリカ品は使用頻度や使い方にもよりますが、高確率で早々に上記のトラブルが発生します。
コスプレ用だったり短期間で履きつぶす事が前提の場合は問題ありませんが、ブーツだけは実物や有名なブランド製の物を購入することをお勧めします。
今回紹介した以外にも様々な種類があるミリタリーブーツですが、ミリタリーブーツは気候や用途に合わせて作られており、ブーツ一つでもしっかり調べてみるとなかなか面白い背景や歴史があったりします。
ただ、何度も言いますが靴のレプリカ品は粗悪な物が多いので、できるだけ実物やブランド品を購入するようにしましょう。
ちなみに余談ですが私は最近ではMont-bellのトレッキングブーツを愛用しています。
[モンベル] mont-bell タイオガブーツ Men’s
軍用品ではありませんがGORE-TEXなど軍用品と同じ素材が使われており、さらにソールの張替えや修理も対応してくれるため非常に便利だったりもします。
また実際の兵士達も自分でブーツを用意する事も多いため、軍隊で使用されているブーツだけを購入の候補に入れるのではなく、アウトドアブランドやスポーツブランドのブーツも候補に入れてみるのもいいかもしれませんよ。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
2018/01/2
Gunfire
1
2018/03/31
Gunfire
2
2018/01/11
Gunfire
3
2018/05/29
Sassow
4
2018/12/4
Gunfire
5
2017/07/26
Sassow
6