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今回紹介するのは日本で購入できる護身具について。
日本は世界の中で一般人が武器を所持するのは非常に困難な国の一つです。
しかし、護身具として認定されているものは特に規制されておらず、誰でも手軽に購入できるのはご存知ですか?
そこで今回は日本で購入できる護身具についてご紹介していきたいと思います。
まず、護身具を購入する前に学んでおかないといけないのは法律関係。
冒頭でも少し触れましたが、護身具は身を守る道具であり銃や刀剣類でもないため銃刀法にも触発せず、誰でも無許可で購入や所持する事ができます。
ただし、合法なのはあくまで“購入”と“所持”のみ。外で隠して持ち歩く“携帯”については違法となる場合があります。
ちなみに護身具を携帯していた際に適応される法律は銃刀法ではなく「軽犯罪法」。
軽犯罪法に記載されている罰則の中に「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者」とあります。
この“正当な理由”についてはその時の状況や警察官によって正当か不当の判断が分かれるため、一概に“どういった時に携帯してよいか”という基準は定められていません。
そのため、今回紹介する護身具を購入する場合はなるべく家から持ち出さず、家に入ってきた泥棒や強盗を撃退する時のみに使用する事をおすすめします。
前置きが少々長くなってしまいましたが、早速本題である日本で購入できる護身具についてご紹介していきます。
By La-bahsan (talk) – 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link
警察官やちょっと特殊な警備員などが装備している事の多い伸縮性の警棒です。ヤンキー漫画や映画などで見かける事も多いのではないでしょうか。
最近ではアルミ製の物が普及し始め、軽くて強度もあり、かつ携帯に便利という強力かつお手頃な護身具でもあります。
ちなみに外国では武器として認識されている国もあり、購入には許可が必要なほど強力でもあったりします。
By Kaoloy – http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Ku2.JPG, パブリック・ドメイン, Link
次は在米日本人の空手家、窪田孝行さんが考案した護身用具のクボタン。
全長14センチメートル、直径1.6センチメートルの棒で、先端にはキーリングがついています。
普段はキーホルダー使えますが、いざという時にはキーリングに付いた鍵の部分で殴ったり、急所を棒で突いたりと護身具として使う事もできる優れものです。
今回紹介している護身具の中で唯一、携帯していても違法にならない護身具ではあるものの、残念ながら護身具として使用するには相応の技術が必要となってきます。
またアルミニウムの合金で作られたクボタンと同じ強度のあるペン(タクティカルペン)もあります。
By Clarck Desire – http://www.navy.mil/view_image.asp?id=26547, パブリック・ドメイン, Link
特に技術も必要なく、相手に怪我を負わせる事無く無効化する事ができる催涙スプレー。
痴漢撃退などで活躍しており取り扱いも簡単な事から女性たちにも人気の護身具です。
ただ注意しなければいけないのは有効射程距離。
催涙スプレーには様々な種類がありますが、有効射程距離が短いと場合によっては自分自身もスプレーを浴びてしまい下手をすると自分まで被害を受けかねません。
購入する場合はしっかりと遠くまで飛ぶ物を選びましょう。
ちなみに催涙スプレーは怪我をさせる可能性が低い護身具のため携帯していても許されるようなイメージがありますが、携帯していた人が軽犯罪法違反になった事例もあるので携帯が許されているという訳ではありません。
By jasonesbain – Taser, CC 表示 2.0, Link
次は誰でも知っているスタンガン。
アニメや映画などでもよく登場し、相手を一瞬で気絶させる護身具です。
ただ、スタンガンによる気絶は映画的演出であり、現実では強い痛みと共に一時的に動きを止める程度で気絶する事はありません。
下手をすると相手を逆上させてしまう可能性もあります。
また最近ではスタンガンとシールドが合体した盾形スタンガンも販売されており、相手の攻撃を防ぎつつ、相手に電撃を浴びせる事ができるようになっています。
そして最後は日本ではあまり知名度が無い帽子型の護身具「サップ・キャップ」。
見た目は普通のベースボールキャップですが、後頭部の内側には鉛が入っており、いざという時には帽子を脱ぐ振りをして武器として使用する事ができます。
ただし、クボタンと同様に使用するにはテクニックが必要で護身具として活用できるかどうかは使用者次第です。
いかがでしたか。
治安が良い日本ではあまり活躍する事はないとは思いますが、大金を運ばなければならない時やストーカーの被害を受けている時などは力強い味方になってくれると思います。
ただ、冒頭でもお伝えしましたが正当な理由なく護身具を“携帯”していると、警察に見つかった場合は軽犯罪法違反で逮捕される可能性が非常に高いです。
決して軽い気持ちで外に持ち出さないようにしてくださいね。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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