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2018/08/5

Gunfire

米軍が開発中の「TALOS」!2019年にはプロトタイプ登場なるか!?

SFの世界でしか存在しなかった近未来兵器が徐々に現実に登場し始めている昨今、アメリカ軍では2013年よりパワードスーツの開発、および実用にむけた研究が進められていました。

そして最近、そのパワードスーツが遂に2019年にプロトタイプが公開される予定であるという発表が行われ、ミリタリー業界では話題となっています。

今回はそんなアメリカが開発中のパワードスーツである「TALOS」について紹介していきたいと思います。







■アメリカ軍が開発中のパワードスーツ「TALOS」

今回紹介するTALOSとは現在、アメリカの研究者たちによって開発中のパワードスーツで、正式名称は「Tactical Assault Light Operator Suit」。

これらの頭文字をとりTALOSと名付けられました。

そしてTALOSの開発を進めているのはアメリカ陸軍に所属する「特殊作戦軍」。

“特殊作戦軍”と聞いてもあまりピンと来る人はいないかと思いますが“SOCOM”と言えば一度は耳にしたことが有ると思います。

そして、その特殊作戦軍が開発中のTALOSは2013年にプロジェクトが発足し2014年頃から大々的に公表され、当時は「アメリカ軍が本物のアイアンマンを作ろうとしている」と話題にもなりました。

本物のアイアンマンと聞くと大袈裟のように聞こえるかもしれませんが、実際にTALOSには壮大なコンセプトが掲げられています。

■TALOSの特徴とコンセプト

現在、開発中のTALOSの特徴は大きく分けて2つ。

まず一つ目は様々な銃弾を受け止め、無効化するできるリキッドアーマー
出典:defenseupdate(YouTube)

リキッドアーマーとは衝撃を与えると硬化するという特徴をもつ「リキッド」を呼ばれる新素材を使用したアーマーの事で、アーマー内にリキッドを注入する事で現在使用しているボディーアーマーよりはるかに防弾性に優れたアーマーを作る事ができます。
そして、このリキッドアーマーを全身に装着することで全方位からの銃撃に耐える事ができると考えられています。

そして二つ目は動力付きの外骨格
全身がリキッドアーマーのTALOSはかなりの重量になりますが、外骨格を活用することで使用者がアーマーの重量を感じないどころか、生身の人間では持ち上げる事ができないような重い物まで軽々と持ち上げることが可能となります。



また上記以外にも最新型の暗視装置やリアルタイムで本部と通信を行うネットワークシステム、バイタルサインの監視するシステムや、負傷した際に自動的に止血が行われるシステムなどなど様々な機能が搭載される予定です。

ちなみにこちらが数年前に公開されたTALOSのコンセプトムービーです。

ムービー自体はかなり安っぽく、ツッコミどころが満載ですがアメリカ軍はTALOSについて「精鋭の集まりである特殊部隊が、戦場ではほぼ無敵になる。」と期待を寄せています。

■2019年にはプロトタイプ「Mark-5」が登場予定。

このTALOS は当初の予定では2018年には第一世代であるプロトタイプが登場し、試験段階に移行する予定でした。

しかし、ごく最近までTALOSについての続報が途絶え、一部では開発が暗礁に乗り上げているという噂もありました。

そんな中、今年の5月に国防産業協会がインタビューを行ったところ、計画の総括責任者であるジェームス・ミラー大佐がメールインタビューに応じ、「コンセプト通りに計画は進行しており、2019年にはMark-5という外骨格のプロトタイプを公開できる」と回答。

計画に遅延は発生しているものの、現在もTALOS計画は進行中であり、来年には外骨格のプロトタイプを見ることができそうです。

■まとめ

2014年には“リアル・アイアンマン”というキャッチフレーズで注目を浴びたTALOS

上記でも触れましたが来年には外骨格のプロトタイプが公開される予定のようです。

しかし、現時点では重量についての問題が解決されておらず、現状だと100㎏以上のバッテリーを背負う羽目になるのだとか。

プロトタイプが登場したとしても、実際に現場に投入されるのはまだまだ先の話になりそうですね。

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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