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最近の中国では近未来兵器の開発が積極的に行われており、2017年には戦艦に搭載するレールガンを開発するために、莫大な予算を投入して諸外国の注目を集めていました。
そんな様々な近代兵器を開発中の中国で新たに開発されたのが“レーザーガン”。
今まではSFの中でしか登場しなかった武器が現実に登場し、しかも警察や軍隊に配備されようとしています。
今回はそんな、中国が開発したレーザーガンについてご紹介していきたいと思います。
出典:Fanatical Futurist(YouTube)
今回、中国が開発し配備を進めているレーザーガンの名前は「ZKZM-500」。
このZKZM-500は元々、対テロリスト用の非殺傷兵器として開発が開始されました。
レーザーガンと聞くと、スターウォーズなどに登場する綺麗なビームが飛び出る銃を思い浮かべる方も多いかと思いますが、実際のレーザーガンは目に見えない光線を照射することで対象を発火させる兵器です。
なかなかイメージしづらいと思いますが、イメージとしては「遠くまで届く目に見えないガスバーナー」といった感じです。
しかも既に中国はZKZM-500の大量生産の準備が整っており、近いうちに武装警察や対テロ組織に配備されるという噂です。
次にZKZM-500に撃たれてしまうとどうなるかという点について紹介していきます。
最初に結論からお伝えしますが、ZKZM-500に撃たれると撃たれた部位は“炭化”してしまいます。
炭化とは文字通り「炭になる」という意味で、簡単にいうと皮膚が一瞬で焼け焦げてしまうのです。
こちらが実際のZKZM-500の射撃の様子です。
音もなく、何も映っていないのに標的物は焦げ、次第に発火しています。
このZKZM-500は従来の銃の場合と違い発射音や着弾音も発生しないため、撃たれた側からすると
「いきなり激痛に襲われたかと思うと急に皮膚が焼け焦げた上、どこから撃たれたのかも分からない」
という状態に……。
専門家は「レーザーガンに撃たれた痛みは耐えられるものでは無い」とコメントしています。
一方で、レーザーガンで目を撃たれてしまうと、ほぼ確実に失明してしまうため非人道的兵器であるという声も上がっているようです。
それでは次にZKZM-500のスペックについて紹介していきましょう。
まずZKZM-500の射程距離ですが、中国が発表している情報では約800メートル。
しかも発射されたレーザーはガラスも透過することが可能で、建物外からの狙撃も可能となっています。
また、ZKZM-500の動力源はリチウム電池が採用されており、2秒間の射撃が1000回分行えるだけの容量を持っています。
価格は約170万円。
“170万円の銃”と考えると非常に高価ではありますが、800メートルもの射程を持つレーザー銃を1発あたり約1700円で撃てると考えれば、最新鋭の武器の中では非常に安価な部類に入るかもしれません。
また充電も可能となっており、使えば使うほど1発あたりのコストは下がっていくため、従来の銃よりもランニングコストは下がるかもしれません。
射的距離:800メートル
重量:約3㎏
口径:15mm
動力:リチウムバッテリー
価格:約170万円
ちはみに余談ですが、このZKZM-500は口径や重量がAK-47と酷似している事から、一部では「AK47のレーザーガン版」とも呼ばれているようです。
目にも見えず、音も聞こえないという恐ろしいレーザーガン。
実際、今回開発されたZKZM-500は非常に危険な武器であると判断され、製造については国が厳重に管理し、軍隊や特殊警察のみが取り扱えるとのこと。
中国がこのZKZM-500を開発するために投入した金額は日本円にして330億円。
今後、ZKZM-500が投入した金額に見合った活躍ができるのか気になるところですね。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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