- コラム
真田幸村の謀略~極悪外道の徳川は火縄銃でハチの巣だ!~
2018/12/27
笹木恵一
すごいー! たーのしー!
2018/07/26
笹木恵一
現在公開中の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』はジュラシック・パークシリーズの第5作目であり、ジュラシックワールドシリーズの第2作目だ。ややこしい。昔マリオブラザーズシリーズは4作目から『マリオワールド』になり、その次に出たのが『マリオワールド2 ヨッシーアイランド』(※邦題は『スーパーマリオ・ヨッシーアイランド』)だったので、順当に行くと次回作は『ジュラシック・パーク64』だってどこかの国の人が言っていたけど、んなわけない。出演はクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、トビー・ジョーンズ、B・D・ウォン等々、またシリーズ2作目以来の登場でジェフ・ゴールドブラムが過去作と同じくイアン・マルコム役で再登場しているのはうれしい。ちなみに私はブライス・ダラス・ハワードが大好きだ。
※この先はネタバレを含みます。
出典:http://www.jurassicworld.jp/
前作で放棄された恐竜が済む島“イスラ・ヌブラル島”の火山活動が活発化、このままでは近いうちに噴火して島に住む恐竜たちが絶滅してしまう! ジュラシック・パークの創始者の故ジョン・ハモンドの元共同経営者で親友だった大金持ちベンジャミン・ロックウッドの資金提供によりクレアとオーウェンとその仲間達はラプターの“ブルー”をはじめとした恐竜たちを救出し安全な島へと移住させるためにイスラ・ヌブラル島へ向かう。しかし年老いたロックウッドの代理として彼の財団の実権を握っているイーライ・ミルズがクレア達と共に送り込んだ傭兵部隊は、恐竜の居場所を発見するや否やクレアと仲間たちを島に監禁して、めぼしい恐竜を捕らえてアメリカ本国へと連れ去る。あと一歩のところで脱出し傭兵たちの船に密航し帰国したクレア達。そこで明らかになったミルズたちの恐ろしい陰謀、連中は邪悪な金持ちたちを招き恐竜たちを競売にかけて私腹を肥やそうというのだ! さらに悪のマッドサイエンティストのヘンリー・ウー博士も加わり新種の遺伝子改造恐竜まで作り出しているではないか! 偶然その事実を知ってしまったロックウッドの孫娘メイジーはロックウッドにそのことを知らせるが、ロックウッドはミルズによって暗殺されてしまう。メイジーはクレアとオーウェンと出会い、3人でミルズの野望を打ち砕くための大作戦を決行する!
結論から言うと面白いけどこれだけ見ると物足りない一本。クライマックスはお屋敷の中で遺伝子改造ラプトルとの追いかけっこで、暗闇での恐竜との頭脳戦はスリリングでこれはこれで面白いものの、バトルの派手さでは前作に劣る。お決まりの無人島で巨大な肉食恐竜に追いかけられるという展開は前半で少ししか出てこないが、それは今までさんざんやってきたのでお話も作りにくいのだろう。前作から登場した遺伝子改造恐竜もやりすぎてしまうとそれはもはや恐竜映画の枠を出てしまうので難しいところだろうが。予告編で流れた火山の噴火から逃げる恐竜の群れのシーン含めド派手なシーンは前半だけで終わってしまうので、一本の映画としてみると尻すぼみに見えてしまう。物語のキーとなるはずの子役もなんだかいてもいなくても同じに見えてくる。正直、ネタ切れなのかな、もう次回作は作れないんじゃないかな、と心配してしまったが実はこの作品自体が長い前フリ、次回作で超ヤバいことになるのを予感させるエンディングが待っている。そうこの作品はスターウォーズでいうところの『帝国の逆襲』なのだ。今までのジュラシック・パークシリーズの派手な部分を期待して観に行くと肩透かしを食らうかもしれないが、おそらくシリーズ史上最大の大騒動となるであろう次回作を楽しむためにもぜひご覧になっていただきたい。あとブライス・ダラス・ハワードがクリス・プラットと添い寝するシーンがかわいいので必見。
幼稚園時代からレンタルビデオ屋に足しげく通い、多くの映画や特撮、アニメ作品を新旧国内外問わず見まくる。
中学時代に007シリーズにはまり、映画の中で使用される銃に興味を持ちはじめる。
漫画家を目指すも断念した過去を持つ(笑)。
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