サバゲーフィールド以外でのプレイって違法？気になる野良サバゲー事情

サバゲーはフィールドでやるものですが、街中でもやれるんじゃないかと考えたことありませんか？

今回は、サバゲーフィールド“以外”でプレイするとどうなるのかについて。
最近はサバゲーがブームになっていることもあり、フィールド以外でプレイされる方もいるようです。

もちろん、決してフィールド以外でのプレイを推奨するものではありません。
サバゲーするならサバゲーフィールドで！！

では、なぜフィールドでプレイしないのか。理由としては

近くにサバゲーフィールドがない

廃屋や廃ホテルでプレイしてみたい

身内だけで楽しみたい

フィールド使用料がもったいない

などさまざま。
実際のところゲームフィールド以外でのプレイはトラブルも発生します。

フィールド以外でプレイするのはアウト？セーフ？

0029_2
まず、フィールド以外でのサバゲーは違法かどうかといいますといくつかの条件をクリアさえしていれば
一概に“違法”とは言えません。（もちろん場所と状況によります）

しかし、“違法ではない”だけで堂々とプレイできるかというと、実際のところはそうではありません。

エアガン自体が銃刀法の定められた威力を上回っていなければケースに入れて周囲にエアガンだと分らないように持ち出すことに関しては問題はありません。

しかし、それはあくまで銃刀法の話であって、エアガンを外で撃つという行為は別の法律が深く関わってくるからです。

その法律とは「迷惑防止条例」というものです。

迷惑防止条例とは？

迷惑防止条例（めいわくぼうしじょうれい）とは、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等を防止し、もって住民生活の平穏を保持することを目的とする、日本の条例の総称である。
出典：Wikipedia

極論ですが、たとえば公園などでエアガンを使ってサバゲーをしていたときに、通行人がエアガンをみて“恐怖”やを感じたり“迷惑”だと感じた場合は、通報や公訴ができる条例なのです。

この条例は全都道府県が条例で制定しており、処罰の内容や詳細は都道府県によって細かく制定されています。

また、実際に発射したBB弾が通行人に被弾し、怪我をさせてしまった場合は傷害罪が適応される場合も。

エアガン自体を持ち出すことが違法でなかったとしても、第三者から通報または処罰の対象とされる可能性は十分あるのです。

まとめ

フィールド以外でのプレイについてのまとめです。

フィールド以外でのプレイは、第三者が危険を感じた場合、サバゲーをしている人は、通報・公訴される恐れがある。

流れ弾が一般の方に当たってしまった場合は、傷害罪などで処罰される可能性が高い。

いかがでしたか。

サバゲーを知らない人からすれば銃で撃ちあって遊ぶという行為は野蛮に見え、特にご年配の方や子連れの方は恐怖を感じることでしょう。

サバイバルゲームを知らない人に不快な印象を与えないためにも、必ずフィールド内でプレイしましょう。

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

サバアカ編集部より
まだサバゲーフィールドもなかった頃、エアタンクを背負って人のいない河川敷などでサバゲーをしていた時代とは違って今はサバゲーフィールドがあります。サバゲーはサバゲーフィールドで行いましょう。

自治体によっては公共の場（山、川、公園などの私有地あるい国有地）を占有する行為自体、条例で禁止されていることもあります。公共の場を所有、管理する自治体等の許可を得ないで占有することは、当然不法占有。

サバゲーフィールド以外でのサバゲーは基本的に法律に抵触します。

また、管理者に許可を取ったとしても不意に一般の方が進入したり、誤って通過したりしないよう立札などでサバイバルゲームを行っている旨をアピールしなければなりません。

また、立札や許可をとっていたとしても通報や通行人にケガをさせてしまった場合は5年以下の懲役又は50万円以下の罰金などの罪を問われる可能性があります。大事なことなのでもう一度。
サバゲーはサバゲーフィールドで行いましょう。