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2018/06/19

Gunfire

狩猟を始める前に知っておきたい!狩猟で苦労する話3選!

今回紹介するのは狩猟を行う上で知っておきたい苦労話について!

狩猟は日常生活では味わう事のできない楽しみを与えてくれる趣味ではありますが、実は意外と苦労する事も少なくありません。
実際に狩猟を始めた人が「こんなしんどい思いをするとは思わなかった」と言って、最初の一年で辞めてしまうという人も何人か見かけます。

そこで今回は狩猟を始めたいと思っている人に、事前に知っておいてもらいたい苦労話についてご紹介したいとおもいます。

猟師がもっと増えて欲しい私としては、狩猟の魅力を削ぐような話は気が進みませんが大事な話なので、是非読んでおいてくださいね。

■冬の山はとにかくキツい……。

狩猟
まず最初に狩猟は気候的にも体力的にも単純にキツいという点。

真冬に雪山で行うサバイバルゲームをイメージしてもらえれば分かるかと思いますが、かなり過酷な環境の中で行わなければなりません

積雪が日常の寒い地域にお住いの方にとっては対した苦労にはならないかもしれませんが、普段は積雪しない地域に住んでいる人にとって冬の山は非常に寒くて辛い上に、積雪や凍結する事も多く猟場に向かうだけでも一苦労です。

また、猟場に着いたら今度は獲物に会うためにかなりの距離を登山する必要があったり、場合によっては非常に寒い山の中でじっと息を潜めて待つ必要があるなど、肉体的にもかなりきつい行為でもあります。

しかも獲物が捕れなければ全ての苦労が無駄になりますし、実際に獲物が捕れたら捕れたで数10㎏もある獲物を担いで下山しなければなりません

このように狩猟とは意外と重労働なのです。

ちなみに有害駆除の場合は夏場でも狩猟(正確には駆除)を行えますが、夏は夏で熱射病になりそうなぐらい暑く、冬にはいなかったヤブ蚊や蛇などに襲われるため、どちらにしてもかなり過酷な環境であることは変わりありません。

■かなり汚れるしダニも多い……。

狩猟
最近では狩りガールと呼ばれる女性猟師も増えてきているようで、狩猟に興味を持つ女性も多くなっているという話をよく耳にします。

ただ、実際の狩猟はかなり汚れる行為である事は事前に知っておいてください。
その汚れは普通の泥汚れでだけではなく、獲った獲物の血液だったり獲物に付いているダニなど、人によっては生理的に受け付けない種類の汚れもあります。

仕留めた獲物は残っている体温で肉が傷まないよう、なるべく素早く冷やす必要があるため多くの場合は池や川まで運搬して冷却します。

しかし仕留めた獲物は基本的に流血していますので、血まみれの獲物を運搬する事になり、たいていの場合は血液で汚れます

また獲物を引きずっていける距離に池や川があれば問題ありませんが、一度車や車の荷台に乗せる必要がある場合は血だまりができているでしょう。

そして獲物には必ずといっていいほどダニが付着しており、このダニはたとえ半日以上も獲物と一緒に冷水に浸けていてもいなくなりません。
ダニに噛まれると猛烈なかゆみに襲われるため、獲物を運搬したり解体する時には細心の注意が必要です。

あと臭いについても意外と苦手な人も多いようです。

獲物自体が元から獣臭い上に、解体する時には必ず生臭い臭いが発生します。
また捕れた獲物の内蔵が傷ついている場合にはさらに不快な臭いが発生します。

■割とお金がかかる……。

狩猟
そして最後は割とお金がかかるという点。

これは狩猟免許を取る際にもご紹介しましたが、山に入って動物を狩るという行為は決して安い趣味ではありません。

関連記事:狩猟免許取得支援企画!第4回「狩猟に絶対に必要な狩猟者登録!意外とお金もかかる!」

狩猟が行えるのは基本的に11月15日から1月15日の3ヶ月間(獲物によっては2月15日の4ヶ月間)ですが、その間で約3万円から5万円ほどの費用が発生します。
この費用は税金、保険料、会費などのあくまで最低料金で、実際に狩猟を行うためには山へ向かうためのガソリン代や弾代、罠代など様々な費用がかかってきます。

たまに人に狩猟をしている事と話すと「無料でシシ肉や鹿肉が手に入る」と思われる方もいらっしゃいますが、「狩猟をして自分で獲った獲物を食べたい」という訳ではなく「猪肉や鹿肉が食べたい」だけの場合は購入したほうが圧倒的に安くつきます

■まとめ

いかがでしたか。

他にも狩猟はグループ行動が多いせいで、人によっては人付き合いに悩まされたりする場合もあるようです。

ただ、今回の苦労話を差し引いても狩猟は非常に魅力的な趣味でもありますし、有害駆除は人から感謝される行為でもあります。

寒さに強くて汚れにも強い人は是非、狩猟を始めてみてはいかがでしょうか!

狩猟免許取得支援企画シリーズはこちらから

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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