- コラム
未だ語り継がれる名作「フルメタル・ジャケット」!
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Gunfire
今回の話のテーマはずばりアメリカ軍について!
私たち一般人がアメリカ軍について触れる機会の大半は戦争映画だと思います。
そのため映画に登場するアメリカ軍が実際のアメリカ軍のイメージになっている方も多いのでは無いでしょうか。
例えばベトナム戦争時代の新兵訓練施設を描いた名作映画「フルメタル・ジャケット」。
映画内では新兵が精神を病むまで厳しく指導される姿が描かれており「ああ、アメリカ軍の新兵訓練ってこんな感じなんだ……。」と脳にインプットされた人も多いはず。
しかし映画内のアメリカ軍は大袈裟に語られていたり、時代が進むにつれて制度や仕組みが変わっている事も多く存在しています。
そこで今回は、ほとんどの人が勘違いしているアメリカ軍の3つの真実についてご紹介していきます!
By Staff Sergeant J.L. Wright Jr. – www.usmc.mil images, パブリック・ドメイン, Link
まず最初に、軍隊に入隊した新兵が送られる新兵の訓練施設であるブートキャンプについて。
ブートキャンプにおいて新兵は上官に激しいしごきと罵詈雑言を浴びせられ、まるで生まれてきた事を後悔するような生活を強いられていると思っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、実際のブートキャンプは軍隊特有の汚い言葉は使われていますが、暴言や罵倒は許されておらず、それどころか教官は訓練生の許可が無ければ触れることもできないのです。
また、ブートキャンプはあくまで体力づくりの一環であり、耐えられない新兵を排除するための物ではありません。
その理由は新兵を一から訓練するのは一般企業と一緒で非常にコストのかかる行為であり“片っ端から入隊させて適性のある人物だけ採用する”といった事はできないからです。
つまりブートキャンプは入隊した新兵が立派な兵士になれるよう教育する場なのです。
映画やドラマの中で
「仕事にありつけず、仕方なく軍隊へいく」
「警察に捕まった不良が更生がてら軍隊送りにさせられる」
なんてシーンを見た事がある人もいるはず。
しかし、これらの事は現代では全く当てはまりません。
第二次世界大戦直後、つまり1世紀以上前は割と間違いでもなかったのですが、最近では軍隊に入隊するには「高校卒業」「犯罪歴なし」「持病なし」が最低条件となっており、その上、試験にも合格しなければなりません。
そして実際に自ら入隊を希望して無事入隊ができるのはわずか40%と言われており、その中は肥満が原因で不合格になる人も大勢います。
また、逮捕された人が兵役に就かされるという事は絶対にありません。
アメリカではそもそも強制入隊は認められておらず、むしろ軍隊側が入隊を拒否した実例もあります。
軍隊と聞くと“荒っぽい人たちの集まり”といったイメージを持っている人もいるかもしれませんが、現在の軍隊は“プロフェッショナル集団”なのです。
戦争映画に出てくる登場人物のほとんどは男性で、女性の姿を見ることがありません。
中には女性が登場している戦争映画もありますが、オペレーターなどの後方支援的立ち位置の場合が多いですよね。
実は一昔前までは女性は軍隊に入隊できても、戦闘行為が行われる歩兵など戦闘職に就く事は禁止されていました。
ちなみにイギリスでは現代でも直接的に戦闘に参加する最前線の歩兵に配属される事は許されていません。
女性の最前線への配置が禁止されている主な理由としては「男女間の特有のトラブル」や「女性兵士が負傷した時に男性兵士は戦闘より救援を優先する」といった事が理由として挙げられています。
そのため「女性は前線で戦わない」と思われている方も多いと思いますが、アメリカ軍は1948年に女性も最前線の兵士として戦えるよう規定を変更。
その結果、最前線の歩兵どころかエリート集団である特殊部隊でも女性が活躍しているのです。
いかがでしたか?
中にはご存知の事もあったかもしれませんが、意外と目からうろこの事もあったのではないでしょうか。
個人的に印象深かったのは女性の最前線配置についてでした。
戦いは男の仕事という考え方は今はもう古いのかもしれませんね。
確かに最近はサバイバルゲームでも女性の姿が増え、中には男性顔負けの動きと命中精度を持った女性もいます。
男性もうかうかしていられませんよ!
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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