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2018/06/7

Gunfire

猟銃所持者のよもやま話。猟銃の所持が苦痛に感じる3のタイミング

以前に猟銃免許(猟銃所持許可証)の取り方についてご紹介させていただきましたが、今回はそこで紹介していなかった「猟銃所持者の苦痛」についてご紹介したいと思います。

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猟銃の所持は皆さんが想像しているほど難しい物ではなく、犯罪歴さえ無ければ根気と手間をかけさえすれば割と誰でも所持する事ができます。

また、最近は日本各地で害獣の被害が増加しつつあるので、個人的にはもっと若い人たちが猟銃を所持し、狩猟を始めて欲しいと思っています。

しかし、猟銃は新しい楽しみを与えてくれる一方で、日常生活においてデメリットを感じる時も少なくありません。

そこで今回は“猟銃を所持するまでは気にならなかったけど、所持してからは苦痛に感じ始めた事”についてご紹介したいと思います。

猟銃の所持を検討している人は、是非参考にしてみてくださいね。







■猟銃所持者の苦痛①「泥棒がかなり怖い」

泥棒
猟銃を所持した時から非常に気になり始めたのが空き巣や泥棒

猟銃を銃砲店や保管業者に委託保管している人にとっては無縁かもしれませんが、自宅で猟銃を保管している人にとって泥棒は天敵です。
猟銃所持者には猟銃を決められた方法で保管する「保管義務」が課せられていますが、この義務を怠ると猟銃所持の取り消しの対象となります。

そして仮に泥棒に入られて猟銃を盗まれてしまうと、保管義務が守られていないという事になり、間違いなく猟銃免許の取り消しの対象となり、二度と猟銃の所持を許可される事は無いでしょう。

もちろん猟銃を保管しているガンロッカーは人目に付きにくく、また柱などに固定し簡単に盗まれないようにしています。
しかし、猟銃を盗む前提で工具を持った状態で泥棒に入られた場合は対処のしようがありませんし、実際にガンロッカーごと猟銃を盗まれたケースもあります

つまり猟銃所持者は家のセキュリティにかなり神経質にならざるを得ないのです。

■猟銃所持者の苦痛②「喧嘩やトラブルに巻き込まれるのが怖い」

喧嘩
猟銃免許について何も知らない人に「猟銃を持っている人ってどんなイメージ?」と聞くと、大半の人は「怖そう」とか「危なそう」といった回答が返ってきます。

しかし、このイメージは間違いで、むしろ実際の猟銃所持者は全く正反対の立場だったりします。

例えば仮に「道端でいきなり襲われたので、身を守るために殴り返した」という事があったとしましょう。

この場合、普通の人は正当防衛が認められるかもしれません。

しかし、猟銃所持者は殴り返したことについては罪に問われなかったとしても、“殴り返す”という事実が原因で暴力的な人物と判断されて猟銃所持の取り消し処分になる可能性があるのです。

これはあくまで極端な例ですが、可能性はゼロでは無く、猟銃所持者はトラブルに巻き込まれた際に非常に弱い立場に立たされる場合が多いのです。

■猟銃所持者の苦痛③「平日に休むのが辛い」


猟銃所持者は猟銃を所持していく上で、必ず何度かは平日に手続きを行わなければならず、平日に休みが取りにくい人にとってはかなり苦痛となるでしょう。

ちなみに猟銃所持が認められた後、平日に手続きを行わなければならない主な手続きは3つ。

弾を購入する時に必要な「猟銃用火薬類等の譲受」の申請、年に1回の「全国猟銃一斉検査」、そして3年に1回の「免許の更新」です。

たったこれだけ?”と思われるかもしれませんが、各種手続きには住民票や戸籍謄本など添付する書類も多く、下手をすると“市役所と警察署を往復するだけで一日が終わってしまった”なんて事もあります。

また、銃砲検査の場合は「4月10日に銃砲検査を行うので必ず出頭する事」といった風に具体的な日付まで指定されるので、土日が休みの人にとっては一苦労なのです。

ちなみに正当な理由があれば日付を変更する事はできますが、それ相応の理由が必要となります。

■まとめ

非常に凶悪な凶器にもなる猟銃。

そんな猟銃を所持するのですから、様々な制約がかかることは致し方ない事ではあります。

また、上記で紹介した以外にも
免許更新のたびにご近所に身辺調査が入り、世間の目が気になる
使用実績など事細かく記録しなければならない
射撃場が山奥しかなく遠い
など、様々なデメリットもあります。

ただ、そういった苦痛やデメリットを差し引いてもクレー射撃や狩猟はかなり楽しく、また老後まで続けることができる趣味でもあります。

これぐらいなら全然、苦にならない」という人は是非、猟銃免許の申請を検討されてみてはいかがでしょうか。

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元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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