ジャンク修理チャレンジ！ 『6挺目　東京マルイ　P90TR SILENCER』 Part.4

前回、メカボックスは完成したと思ったのですが、ちょっとしたトラブルが……。
今回はその辺も踏まえながら、完成までいきたいと思います。

前回記事：ジャンク修理チャレンジ！ 『6挺目　東京マルイ　P90TR SILENCER』 Part.3

チャンバーパッキン交換

チャンバーパッキンは経年劣化が予想されるため、新しいマルイ純正パッキンに交換しました。

インナーバレルとチャンバーパッキンの隙間からのエア漏れを防ぐため、銃の種類を問わずチャンバーパッキンの端をシールテープでひと巻きするようにしています。
厚く巻いてしまうとチャンバーに入らなくなりますので、テープを軽く引っ張って伸ばしつつ巻きます。




パッキンを交換したら、パッキンの突起がきちんと真ん中に降りてくることを確認します。
パッキンが正常な位置についておらず、突起が左右どちらかにズレている場合、発射した弾はカーブしてしまいます。
気をつけていても、銃に組み込む際にズレてしまうこともあります。
弾道がおかしい時はパッキンの性能を疑うよりも、まずはズレをチェックした方が良さそうです。




パッキンを変えたら異常に飛距離が出なくなった……という場合も、パッキンがきちんと装着できていない可能性があります。
そういう時は、下を向けたバレル＆チャンバーに手でBB弾を入れてみて弾の保持具合をチェックしています。
保持された弾を少し押したら通る、くらいであれば正常だと思いますが、

べらんめえ、弾を入れたらスルッつって勝手に出ていきやがった。
保持された弾を強く押さねぇとちっとも出ていきやがらねぇ。

という感じだと、パッキンがいい塩梅になってねぇってもんよ。（いやさっきから言葉どうした）

トラブル発生！

分解、組み立てが非常に簡単にできるP90ですから、メカボックスとチャンバーが仕上がった時点でほぼ出来上がったと思ったのですが……。

しばらく動作確認をしていると、給弾不良が発生！
弾が出たり出なかったりではなく、一切出ない……ゾッとしました。
タペットプレートが折れたかもしれないと……。

しかし、備えあれば憂いなしとはよく言ったもんです。

以前買っておいた純正タペットプレートォ！
これで即、問題解決ぅ！（ドヤ顔）

――と思ったんですが、いろいろとチェックした結果、マガジンの不具合でした。
備えていたのになんだかモヤッとしちゃうパターンですね。

完成

そんなこんなでようやく完成です。

手持ちの (おそらく)100スプリングを入れたら初速が少し高めになってしまいましたが、今後少し落ち着いてくることを祈りつつ……(笑)
メーカーによってスプリングの強さの目安がバラバラなので、初速調整ってなかなか難しいですよね。

今回購入したパーツと金額は以下の通りです。
 

 
今回はほぼ修理だけでしたので、お安く済ませることができました。
本体￥9,250と送料等を足しても、計￥15,000以下。
なかなかいい感じじゃないでしょうか。

P90は比較的簡単に作業を進められますので、カスタムにあまり自信のない方もぜひチャレンジしてみて下さい。

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