【LAW & GUN】エアガンと絡む法律をざっくり理解してみる

Sassowです。

今回はちょっと嗜好を変えて真面目なお話。ちょっと難しい内容ですが、ご興味のない男性諸君はタイトスカートに身を包んだセクシー秘書風が語っているのを想像してお読みくださいますとイメージ補正でイイ感じに理解出来ます。実際にワタシは30代中盤ですけども。
※画像はイメージです

タイトル通り今回は「法律とエアガン」について。
とっても楽しいエアガンですがその性質上、安全性の面から普通のスポーツと比べても色々な規制がなされてますので、サバゲーマーの方々は知っておかないと実はマズイんです。
法と銃の兼ね合いを知らずに自由に無秩序に振る舞う方を業界ではローガンフリーマンと呼び注意されることがありますのでお勉強は必須です。

ざっくりとご紹介にはなりますが是非ご一緒にお勉強致しましょう。
 

銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)での威力規制

銃刀法はサバゲーにおいては簡単に言うとエアガンの定義を示す法律になります。
まずは威力ですが、具体的に6mmBB弾使用0,98Jという威力規制がなされているのは色々なところで語られているのでご存知かもしれません。

この規制値以下のものを玩具と位置付けてまして、これを超えると準空気銃という扱いになり、これ、どんな場合でも所持出来ません。競技や狩猟に使われるものは空気銃というジャンルになり、準空気銃よりも威力が高いのですがこっちは公安委員会の許可で所持出来ます。
なので、規制値を越えたエアガン(準空気銃扱い)は空気銃の所持が出来る方でも持ってちゃダメということ。
 

銃刀法での模造けん銃

銃刀法は威力以外にもけん銃に似たものを業務以外で所持することも禁止してます。これに関しては結構定義が曖昧でどこまでが模造けん銃に当たるか議論があるところですが、簡単な概要としては「金属でできている」「けん銃に著しく類似している形態」ならダメだそう。
金属製は主要部分の場合ということですが具体的にハンドガンのスライドはどうだとかバレルはどうだとかは決められておらず見解も分かれている模様。

個人的にはメタルスライドなど見解が分かれるところについては導入しないのが無難じゃないかしらというように感じます。
 

軽犯罪法

銃刀法に関しては「エアガン≠銃」を定義する規制でしたが、軽犯罪法は「エアガン≠危険物」とするための規制。具体的には「正当な理由がなく……人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯すること」とあり、不用意にエアガンを持ち歩くとこれに該当する恐れが。

必要のないときや場所でのエアガンは周囲の方々からすれば見た目にも気持ちの良いものではないので運用にはご注意を。サバゲーマーは周囲に配慮出来てサバゲーマーと呼ぶのです。
 

青少年保護育成条例

こちらは各地方自治体で制定される条例ですので地方自治体によって扱いが異なる場合がありますが、2017年11月には千葉県が威力の高いエアガンを有害玩具に指定し、一定年齢の子どもたちにその販売や所持について規制するものとなってます。

条例では高威力のエアガンは18歳以上になるまでは使っちゃいけないとなってます。売っても貸してもダメです。本人だけでなく周囲の保護者の方も十分にお気をつけください。ワタシもやっぱりダメなものはダメだと思います。

基準は個人の裁量ではない

今回ご紹介した以外にも抵触する法律はあると思われますが、まずは最低限これくらいは知っておくと良いかと思います。
これは「捕まらないようにサバゲーをしましょ！」というより「自分が扱っているものはある程度危険を伴うものと世間では認識されている」ということを知ってて遊んで頂きたいという思いがありまして。

サバゲー楽しい！ なのに、危ないとか怖いとか言うヤツは知らないくせに何言っての？……じゃあダメ。ローガンフリーマンって呼ばれてもいいんですか？
ワタシだってサバゲー界隈に首突っ込むまでは何だかおっかねぇとしか思ってなかったんですもの。法律遵守は勿論のこと、皆さまが世間に優しいサバゲーマーであることをご期待申し上げます。
尚、ローガンフリーマンって言葉はありません。検索しても無駄です。「次の検索結果を表示しています」と、あのオスカー名優の検索結果がいっぱい出てきますので。