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アメリカはご存知の通り銃社会であり銃による凶悪犯罪が多く発生しており、また同時に駆けつけた警察官が犯人に撃たれるといった事件も多発しています。
そんな法執行機関に勤める警察官や兵士など、銃の危険性にさらされている人達のために開発されたのが「Automatic Injury Detection(通称:AID)」と呼ばれる自動損傷検出システム。
これは警官や兵士が攻撃を受けると自動的に本部や司令官に情報を送るという画期的なシステムなのです。
今回はそんなAIDについてご紹介していきます。
出典:DataSoft
このAIDが開発されるきっかけになったのは銃による犯罪件数の増加、そして警察官や保安官たちの被害件数の増加です。
アメリカでは銃の犯罪件数に比例して、その犯罪に対応する警察官や保安官たちの怪我や死亡事故の件数も増えてきています。
また通常、犯人からの反撃などで負傷した場合は応援や救援を要請しますが、場合によっては気を失ってしまい救援を呼ぶ事ができなかったり、うまく所在地を伝えることができずに救助が遅れ命を落としてしまうという事もあります。
そんな問題を解決すべく立ち上がったのがアメリカに本拠地を置く「Data Soft」社。
このData Soft社は通信システムやネットワークセキュリティツールなどを開発しているIT企業なのですが、そのノウハウを活かし警察や軍隊で活用できる自動損傷検出システム「Automatic Injury Detection」を開発しました。
このAID自体は電極(電線)が埋め込まれた薄いプラスチックフィルムで、使い方は防弾チョッキの内側にはめ込むだけ、重さもわずか100グラム程度と軽量となっています。
警察官や兵士が弾丸やナイフなどで攻撃をうけ、防弾チョッキを貫通しフィルムに穴が開き、電線が切断されると攻撃を受けたと判断し自動的に本部や指揮官などに通報をする仕組みとなっています。
また、このAIDは使用者ごとにIDを振り分ける事ができ、負傷した際には「氏名」、「血液型」などが自動で送信されるほかにGPSを利用した「住所情報」などが瞬時に送られます。
また、このプラスチックフィルムは前面の上部と下部、背面の上部と下部の四分割されており、負傷部位やプラスチックフィルムに開いた穴の大きさから最大22口径まで判別でき、上記の情報に加え「負傷部位」や「どんな口径の銃に撃たれたか」も併せて送る事ができるシステムとなっています。
このAIDは「穴が開いたら自動的に通報を行う」という単純なシステムではあるものの、効果は絶大だといわれています。
その理由はゴールデンタイムを短縮できるため。
この場合のゴールデンタイムとは負傷してから救護活動が行われるまでの時間の事であり、生死を分けるような怪我を負った場合は、このゴールデンタイムが非常に重要だといわれています。
また、このAIDは実際にバージニア州の保安官やアメリカ軍の海兵隊にも採用されており、現在はアメリカ陸軍も採用を検討する動きが出てきているようです。
法執行機関に勤める人たちのために作られたAID。
このシステムにより救える命があるのであれば、今後も様々な法執行機関で採用されていく事になるでしょう。
ただAIDがカバーしている範囲は胴体部だけなので過信は禁物ですし、無線機能を使っているためアメリカ国外の戦地で使用するのは少々難しいかもしれませんね。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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