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アメリカの銃器メーカー「ウィンチェスター・リピーティングアームズ」。
レミントン社やコルト社と肩を並べるほどの大手銃器メーカーで、アメリカの西部開拓に貢献し、特に西部劇が大好きな人にとってはたまらない銃器メーカーだったりします。
そんなウィンチェスターの名前を冠した建物があるのをご存じでしょうか。
その名も「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」。
今回はそんな銃器メーカーの名前を持つミステリーハウスについてご紹介していきたいと思います。
By オリジナルのアップロード者は英語版ウィキペディアのGentgeenさん – en.wikipedia からコモンズに移動されました。 http://www.cr.nps.gov/nr/travel/santaclara/win.htm, パブリック・ドメイン, Link
アメリカのカリフォルニア州にサンノゼという地名があるのですが、そこには「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」と呼ばれる大豪邸が存在しています。
建物の名前からウィンチェスター社が関係しているのはお分かり頂けると思いますが、実はこのウィンチェスター・ミステリー・ハウスはウィンチェスター社の二代目取締役「ウィリアム・ワート・ウィンチェスター」の妻である「サラ・ウィンチェスター」の自宅なのです。
では、なぜこのサラの自宅がミステリーハウスと呼ばれるようになったのか。
それは「38年もの間、365日24時間体制で増改築し続けていた」からです。
この家にはおおよそ160個の部屋があると言われていますが、家自体には設計図らしいものは無く、サラのその時の指示で増築や改築が行われていました。そのため屋敷内はまるで忍者屋敷のようになっており、出口のない部屋や行き止まりの階段、ドアを開けると壁になっている扉など、ミステリーハウスと呼ばれるのに相応しい奇天烈な豪邸に仕上がったのです。
では、なぜサラはこのような奇妙な家を作ったのか。
その理由は家族の死と霊媒師によるアドバイスによるものだと言われています。
サラがサンゼノに引っ越すきっかけとなったのは家族との死別。
サラは1866年に娘のアニーを、そして1881年には夫のウィリアムを失い、裕福ながらも悲しみに暮れる毎日でした。
そんな不幸事が立て続けに起こるサラの事を心配した友人は少しでもサラの助けになるよう有名な霊媒師を紹介したのです。
しかし、その霊媒師は事あろうことかサラに
「ウィンチェスター家が製造した銃によって多くの命が失われ、その犠牲者達の恨みや憎しみが呪いとなって復讐の機会をうかがっている」
と伝えたのです。
そして霊媒師は
「アメリカ西部に行き、そこで家を建て続けなさい。もし、建築を辞めてしまったら貴方は命を落とすでしょう」
と付け加えたのです。
その言葉を信じたサラは呪いから逃れるために、急遽10人もの大工を雇い24時間体制で家を増改築し続けたのです。
その結果、今ではミステリーハウスと呼ばれるほどの不思議な建築物ができあがったのです。
By NordNordWest – own work, using
United States National Imagery and Mapping Agency data
World Data Base II data
U.S. Geological Survey (USGS) data, CC 表示 3.0, Link
このミステリーハウスは今も現存しており、それどころかサンゼノの観光名所の一つとなっています。
地震対策などの様々な理由により、現在は建設当初より大幅に縮小されてはいるものの、それでも東京ドーム半分もの広さが残っています。
また奇抜な家の作りだけでなく、ウィンチェスター社が開発した歴代のレバーアクション式のライフルなどをガイド付きで見て回る事もできるようになっています。
ちなみに入場料は大人39ドルで子供20ドル。
個人の自宅見学に約4,000円はちょっとお高いような気がしないでもないですね。
いかがでしたでしょうか。
ウィンチェスター社の主力製品はレバーアクション式のライフルだったため、エアガンの種類は少なく、サバイバルゲームではあまり見かけることはありません。
しかし、レバー式のエアガンはコアなファンが多く特にターミネーター2でT-800ことアーノルド・シュワルツェネッガーのスピンコック(※)にあこがれた人も多いのではないでしょうか。
ちなみにスピンコックはメーカーによってはレバーが折れてしまいますので自分のエアガンで、かつ自己責任で行うようにしましょう……。(実体験談)
※スピンコック:ループレバーに手を入れたまま銃全体を一回転させてコッキングする行為
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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