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2018/02/15

Gunfire

悪用厳禁! Co2で爆発するサバゲー用スタングレネード「Thunder B」!

今回紹介するのはサバイバルゲームで使用するグレネードについて! それもBB弾をまき散らす通常のグレネードではなく、スタングレネードをモデルにした音響グレネードと呼ばれる「Thunder B」についてご紹介していきます。

音響グレネードと言われるだけあって、使用時は非常に大きな音が鳴るため使用できるフィールドは限られてくるとは思いますが、かなり面白いアイテムとなっています!

それでは早速紹介していきます。

■Co2 音響スタングレネード「Thunder B」

まずは、このThunder Bが一体どういった物かというところからご紹介していきたいと思います。

このThunder Bは胴体部分がプラスチック製のボトルで作られているグレネードで、この胴体部分を破裂させることで爆音を発生させるという仕組みのグレネードです。

とはいっても、並大抵の圧力ではプラスチック製のボトルは爆発しません。
そこでThunder Bの動力として使用するのは最近、徐々にシェアを伸ばしつつあるCo2ガス。Co2ガスガンなどで使用する12gのCo2カートリッジボトルを胴体部に差し込み、発生したガス圧でプラスチックボトルを破裂させ爆音を発生させる仕組みとなっています。

音を発生させる仕組みとしては風船を限界まで膨らませて破裂させるのと同じですが、プラスチックボトルが破裂したときの音量は風船が破裂したときの音とは比べ物にならないほどの爆音が発生します。実際にこのThunder Bは近くにいる人を本当に一瞬怯ませるような力を持っています。

ちなみに胴体部分は破裂するわけですから使い捨てとなっていますが、機関部(ファイアーレバー部)については再利用が可能となっています。

詳しい使い方についてはサバイバルゲーマーにはお馴染みのエアガンショップ「Gunsmith BATON」さんが動画をアップしてくれていますので、そちらをご覧いただけたらと思います。

■面白いけどデメリットも多い「Thunder B」! 特に使用する時は要注意!

この音響グレネードである「Thunder B」は非常に面白いアイテムである一方で、使用を許可するフィールドは少ないのではないでしょうか……。

その理由は実はガス圧で破裂するグレネードは少なからず危険を伴うため、殆どのフィールドでは使用が許可されていません。

一昔前に、このThunder Bと同じような仕組みのグレネードである「サイダーグレネード」とよばれるサバイバル用グレネードがありました。サイダーグレネードはクエン酸と炭酸水素ナトリウムと水で化学反応を起こしガスを発生させ爆発させるグレネードだったのですが、破裂時に容器の破片が飛び散り非常に危険だったため多くのフィールドでは使用が禁止されているという経緯もあります。

Thunder Bは容器の破片が飛び散るという事はありませんが、本体自体が吹き飛びプレイヤーに当たり怪我をする可能性もゼロではありません。

また、Thunder Bの使用時の音は非常に大きく、住宅街が近いフィールドなどでは苦情が来てもおかしくはないほどの音量となっています。

使用する際は十分にフィールドのレギュレーションを確認し、使用の可否について明記されていない場合は必ずフィールドのオーナーに確認するようにしましょう。

■まとめ

なかなか面白いアイテムですが、使える場所が非常に限られている「Thunder B」。

ただ、もし行きつけのフィールドがThunder Bの使用を許可していれば、他のプレイヤーに断った後、是非一度つかってみてください。ゲーム中に今までとはちょっと違う緊張感を演出してくれること間違いなします。

また、姉妹品として同じ仕組みでボトル内にBB弾を詰め込む事ができる「Thunder DEVIL」というグレネードがあり、Thunder DEVILは破裂と同時にBB弾をまき散らすので、音だけではなくヒットも取りたいという人はThunder DEVILがおすすめです。

機関部(ファイアーレバー部)については互換性があるので、既にどちらかを持っている場合は新たにプラスチックの本体部分を購入すれば場合に応じて使い分ける事も可能となっています。

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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