- コラム
猟銃免許取得支援企画! 第0回「キミも猟銃免許を目指してみない?」
2017/09/10
Gunfire
すごいー! たーのしー!
2018/01/23
Gunfire
前回で紹介した初心者講習を受講し、筆記試験に合格すれば次は実技試験が待っています。しかし、実技試験を受けるためにはまた一つ難関を乗り越えなければいけません。
その難関とは警察による「身辺調査」。
実は警察がご近所の人や職場の同僚に聞き込みを実施するのです。今回はそんな身辺調査について解説していきたいと思います。
実技試験を受ける前に身辺調査が行われる理由、それは警察が「実銃を持たせてよい人物かどうかをチェックするため」です。猟銃の実技試験を受けるということは、すなわち日本国内において実銃と実弾を使用することとなります。
ただ、日本での銃刀法では実銃に触れた瞬間に銃刀法違反が成立する仕組みになっていますので「実銃に触れて射撃しても良い」という許可が必要となります。これは警察側からすると「この人は実銃を撃っていいですよ」と許可を出すわけですから、その人が本当に実銃を取り扱わせても大丈夫な人かどうかを見極めなければなりません。
しかし、いくら筆記試験に合格したからといって本当に実銃を触らせて良い人物かどうかはわかりませんよね。そこで警察は本人からではなく周囲の人たち、具体的には家族や近隣住民、職場の同僚へ聞き込みを実施するのです。
警察が身辺調査に来ると聞くと、気になるのは「警察はいったいどんな事を聞いてくるのか」だと思います。詳しい調査内容は警察署によって違いますが、警察が知りたいのは「猟銃を使って犯罪や事件・事故を起こさず、適切に管理できる人物であるかどうか」です。
そのため、具体的な質問事項としては「温厚な人物か」「法律を守れる人物か」などから始まり「アルコールや薬物に依存していないか」「多額の借金が無いか」「よからぬ噂を聞かないか」といった質問を行います。また地域によっては「猟銃の所持を申請しているが、問題は無ないか」といった直接的な質問もあるようです。
治安が良い日本において、殆どの人は日常生活で警察におせわになることはそうそうないのではないでしょうか。そんな人の所に警察官が「〇〇さんの事について教えて欲しいのですが」なんて聞き込みを実施されると「え!? 〇〇さんが何か事件を起こしたの!?」なんて変な憶測や噂が流れかねませんよね。
また、人間は誰とでも仲良くできるわけではありません。中には「××さんの所だけは聞き込みに行ってほしくないなぁ」という場合もあるはず。その点については心配無用。実は身辺調査を行う時の調査対象者は自分で選出することができるのです。
警察からしてみれば、誰が猟銃所持希望者の事を詳しく知っているかは分かりませんし、かといって近隣住民に片っ端から調査を実施するほど警察も暇ではありません。そこで警察は「誰に調査を実施すればよいか」を聞いてきます。
つまり極論を言えば仲のいい人の所にだけ身辺調査をしてもらうことが可能で、ごく一般的な人間関係を築けていれば特に身構える必要はないのです。
警察が身辺調査を行うと聞くと大事のように思えますが、事前にしっかりとご近所さんや友人、同僚に説明ができていれば大したことはありません。
しかし、家族の理解は必須ですし友人の中には銃に対して批判的な意見を持っている方もいるかもしれません。
協力してもらうご近所さんや友人、同僚については十分理解してもらった上で協力してもらうようにしてくださいね。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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