銀河にまたひとつ生まれる神話！ デカすぎる銃『バビロス』太陽の使者！

出典：東映特撮YouTube Official

『宇宙刑事シャイダー』は1984年から放送開始した宇宙刑事シリーズ第3弾。ギャバン、シャリバンに続くブルーメタリックの戦士で、大帝王クビライ率いるフーマから地球を守るために戦った！
主演の沢村大を演じた円谷浩はなんとあの円谷英二のお孫さんだったり、劇中ではパンチラを連発しチビッ子と一緒にお父さんへのサービスを兼ねていたアニー役の森永奈緒美が番組終了後にヌード写真集を発表する等、話題にも事欠かなかった。



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主人公シャイダーのヒーローデザインもシリーズ三作目にして方向性が固まった様で、後のメタルヒーローシリーズの基本となる様なスタイルになっている。



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シャイダーが使用する銃は2つ。1つは常に腰のホルスターに装備されているビデオビームガンで、5種類のビームを発射できるうえに、内蔵されたモニターで敵をロックオンすることも可能。番組放映当時に発売された玩具は同梱された8ミリフィルムのカセットを挿入することでモニターに怪人の映像を映し出し、当時としては臨場感あふれる遊びを体験できる。最近スマホを使って実際の風景にターゲットを表示して遊べる銃玩具が発売されたが、まさにその先駆けともいえるだろう。



出典：東映特撮YouTube Official

そしてもう一つがバビロスだ。この全長430メートルの超巨大戦艦は状況に応じた変形が可能で『バトルフォーメーション』では巨大ロボの姿に、さらに『シューティングフォーメーション』では超巨大な銃に変形するのだ。この400メートル越えの銃はシャイダーの意思と連動することでコントロールされる。その意志の力はこれまた巨大なシャイダーの姿を模したワイヤーフレームとして描写され、シャイダーが銃を構え引き金を引く動作をすると、巨大なワイヤーフレームもそれに倣いバビロスから必殺の『ビッグ・マグナム』が放たれるという寸法だ。
宇宙刑事シリーズは、スターウォーズから始まるSFブームに応える形で始まり、当時のテレビとしては最高の特撮技術とアクションが存分に盛り込まれ、それでもなお足りない部分を大胆なアイディアによってカバーされている。とりわけ3作目ということで円熟した表現技術を堪能できる『宇宙刑事シャイダー』ぜひご覧になっていただきたい。

あと第一話でフーマの女性戦闘員が踊ってる謎ダンスの撮り方エロすぎ。