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2017/11/24

marodaruma

大阪の変わり種シューティングレンジ MAGNUM FORCEへ行ってきた

ある日、Twitterで繋がっているスチームパンカーさんで、ガルパンおじさんとして(勝手に)同志認定しているユウタさん(@JxNgVfzusDoR52F)から

新しいシューティングレンジがプレオープンするよ! スタッフとしてお手伝いしてるよ!
ゾンビとかいるよ! よかったら来てね!

との情報をいただきました。
さっそく取材のお願いをし、知り合いのサバゲ勢数人で遊びに行ってきましたのでレポートします。

場所は大阪府羽曳野市。近鉄南大阪線「藤井寺」駅からさらに南へ2キロほどの住宅街のど真ん中にそのレンジ「MAGNUM FORCE(マグナムフォース)はあります。
(サイト:https://magnumforceinfo.wixsite.com/info

ちょっと駅から遠いため、徒歩よりは車かタクシー、藤井寺駅からのバスが良いでしょう。
車の場合、駐車場は限られた台数しかないため、周囲の有料駐車場へ停めることになると思います。
私たちは今回藤井寺駅からタクシーに相乗りしました。



入り口を入ってすぐ目に入るのが、「ガルパン」のグッズやパネル、ポスター、色紙などが展示されているギャラリー。あれ? シューティングレンジじゃないのここ?

そこの骨!! 一体何さんチームだってんだ言ってみろ!
唐沢氏(@karasawashiki)はガルパンキャラじゃないですからね!!!


実はこの「マグナムフォース」、元はガールズ&パンツァー公認の「日本ラジコン戦車道連盟 CAMP OSAKA」としてオープンし、ラジコン戦車を使った対戦やグッズの展示販売を楽しめるショップだったのです。
現在、ラジコン戦車道スペースは休止されており、ギャラリーと併設する形でシューティングレンジが運営されています。
この記事を書いている1週間後には大洗旅行(通算4回目)を控えてるくらいにはガルパンが好きな筆者は、入り口の時点でもうテンションが爆上がりです。

ここ住んでいい? えっ? ダメ?


あんこうチームに出迎えられたその奥にセイフティスペースがあります。


ソファ、テーブル、モニターがあり、エアガンがディスプレイされ、飲み物も注文可能


到着したときはちょうど「ジョン・ウィック」が流れていました。いやめっちゃくつろげますやん。

ここ住んでいい? えっ? ダメ?

料金は¥300~¥1300、レンタルガンあり/無しや撃てるターゲットの種類によって料金が変わるシステムです。
公式サイトには載っていませんでしたが、¥2,000でフリータイムの利用をさせていただけました。
※プレオープン中で設備の拡張予定もあるため、今後の料金・プランは変動する可能性があります。


レンジの距離はそこそこ奥行きがあり、目測で15メートルくらい?

マグナムフォースの一番の特徴は、映画やドラマ・PV等の特殊効果を手掛けるオーナーの技術が発揮されたギミックが各所に組み込まれているため、普通のシューティングレンジとは一味違う体験が出来る点につきます。どういうギミックがあるのか下に紹介していきましょう。


発泡スチロール製の「マグナムターゲット」は、ペーパーターゲットよりはっきりとした穴が開くため、当たったことがわかりやすいのが魅力。撃てば撃つほどバスバス穴が開くので気持ちよく、狙ったところに着弾しているかどうかすぐに判別できて便利です。
8ミリBB弾で撃つとより大きな穴が空いて更に楽しいのだそう。


ターゲットの距離は射台のボタン操作で自由に設定できます。


個人的に一番の目玉である「スプラッターゾンビターゲット
……いや、唐沢氏はターゲットじゃなくて、そう、そっち、ゾンビの方ね。


ガッツリ作り込まれたハイクオリティ造形のゾンビを撃てる上、ゾンビくんの頭部にはセンサーが仕込まれており、ヘッドショットすると唸り声をあげる上に血糊がブシャッと飛び散る超バイオレンス仕様!!


血糊が出るターゲットは聞いたこと無いので、たぶん世界初じゃないでしょうか?


血糊はコンプレッサーとポンプで回収して再利用できる仕組みになっているため、環境にもやさしいゾンビくん。ただそれでもたまに血が足りなくなるので、オーナーが「輸血」することもありました。


普通のサバゲーだと、相手に数十発も数百発も過剰に撃ちこむことはかなりよろしくない行為ですが、ゾンビターゲットなら問題なし! なんせゾンビはちょっとやそっとじゃ倒せないからな! 好きなだけショットガンでヘッドショットぶちこめるぜ!!

ゾンビくんがその身を挺してめちゃくちゃわかりやすいリアクションを取ってくれるので、撃ったときの快感は普通のマンターゲットよりかなり高く感じました。じつは筆者、グロいのや怖いのがあまり得意ではなく、バイオなどのゾンビゲーはあまりやったことがなかったのですが、この日初めて「ゾンビ撃つのって、楽しい……!」と気づけました。アメリカ人がゾンビ好きな理由がわかった気がする。


もひとつおまけのギミックとして、内壁のとある箇所には圧力センサーが仕込まれており、撃つと煙が噴き出す仕様。煙が漂う薄暗いレンジはすげえ雰囲気があってフォトジェニックでした。
贅沢を言うなら、音があまり無かったので「ブシューッ!!」と派手な噴射音がするともっとカッコいいかなーと思ったり……。


レンジの装飾は昭和の裏通りといった雰囲気で、某探偵事務所やトルコ風呂などうさんくさくも懐かしい雰囲気のチラシが貼ってあったりとめちゃくちゃ凝ってます。
せっかくなので、オーナーに許可を得、一緒に来ていたメンバー達のプチ撮影会も開催。レンジ内ですが特別にゴーグル無しで撮影させていただきました

雰囲気バツグン、ギミック盛りだくさんなシューティングスポット“マグナムフォース”。プレオープン中ということもあって未完成な部分もありましたが、「撃つ+当てる」ことを全力で楽しんでもらおうという工夫がたくさん盛り込まれたレンジでした。
今はレンジのみですが、ゆくゆくはキルハウスのように入り組んだ迷路上のステージを増設する予定だそう。
オーナー曰くゾンビくんもどんどんグレードアップするつもりで、センサーで人を検知するとエアガンを撃って攻撃してきたり、歩いて迫ってきたりするように改修する構想があるとのこと。ただ的を撃つだけにとどまらず、最終的には「一人でもサバゲーができる」ようなエキサイティングなシューティングスポットになる予定! これは期待度高いぞ!

サバゲーにおいて「いかに死にざまを魅せるか! いかにアホなことをするか!」という、マロダルマ的にはマリアナ海溝より深くうなずきたいモットーの持ち主であるオーナーが今後いかなる場を作り上げていくのか、楽しみなシューティングレンジでした。

ここ住んでいい? えっ? ダメ?

取材協力

Shooting Play Spot“MAGNUM FORCE”
https://magnumforceinfo.wixsite.com/info

店舗所在地:
〒583-0871
大阪府羽曳野市野々上3−497−1

E-mail:
magnumforce.info@gmail.com

Tel:
070-5347-8481

営業時間:
月 – 金 15:00 – 20:00
土・日・祝 12:00 – 20:00
不定休(お休みの場合はHP・Twitterアカウント(@magnumforce_osk)などでお知らせ)

アクセス:
近鉄南大阪線「藤井寺」駅下車、近鉄バス「羽曳野線90402系統」学園前5丁目行乗車
「野々上」バス停で下車後徒歩3分
藤井寺駅前にタクシー乗り場あり。住所を運転手さんに言えば連れて行ってもらえます。往復で2000円くらい



カメラの電池を切らした上に遊んだりオーナーと話しこんだりジョンウィック見たりしてる筆者に代わり、写真を沢山撮ってくれた人たち(敬称略)

Special Thanks

サスゴ閣下
Twitter:@Sasugo_3
ブログ:http://blog.livedoor.jp/sasugo_3/

モロキー
Twitter:@morokey

唐沢屋戯画
Twitter:@karasawashiki

黒機ひつじ
Twitter:@kurohi2
HP:http://hi2ma2.com/


情報を下さったマグナムフォースのスタッフ

ユウタさん
Twitter:@JxNgVfzusDoR52F

marodaruma

学生時代、FPSゲームをきっかけにミリタリーに興味を持ち、サバイバルゲームの世界にはまりだす。
エアガンの内部・外装カスタム、装備品収集など順調にサバゲ道をエンジョイ中。
自作PC、電子工作・プログラミングにも若干の知識あり。

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