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2017/11/28

Gunfire

精密射撃APSの魅力! サバゲーもいいけど精密射撃もね!


エアガンが活躍できる所といえばすぐに思いつくのがサバイバルゲームだと思います。銃で撃ち合うという非日常を体験できるサバイバルゲームは非常に楽しいですが、実はエアガンが活躍できるのはサバイバルゲームだけではありません

エアガンがサバイバルゲーム以外でも活躍できる場所、それはずばり「APS」と呼ばれる精密射撃競技です。サバイバルゲームをプレイされている方は既にご存知の方も多いかとは思いますが、今回はAPSについてご紹介していきたいと思います。

APSってなに?


まずはAPSを初めて聞いたという方のために「APSとは何か」からご紹介させていただきます。

APSとは「Air Precison Shooting」の略でPrecisionは直訳すると「精度」、つまり冒頭で述べたエアガンによる精密射撃競技の事です。ライフル射撃やピストル射撃がオリンピック競技としても採用されているのは皆さんご存じだと思いますが、APSはオリンピックの射撃競技をエアガンに置き換えた競技です。

銃にあまり馴染みがない日本ではオリンピックの射撃競技ですらマイナーな競技ではありますが、実は精密射撃競技は海外ではかなりポピュラーな競技だったりもします。

ちなみにこのAPSもエアガンの普及と発展を支えている日本エアースポーツガン協会(通称:JASG)により定期的に大会が開かれているほど一部では人気のある競技でもあります。

APSカップで採用されている基本の3種目


次にAPSのルールについてご紹介させていただきます。

APSのルールは大きく分けて3種類あり、それぞれ「ブルズアイ」「プレート」「シルエット」と呼ばれている競技を行い合計点の高さを競います。

ブルズアイ


ブルズアイは円が描かれた的(ターゲット)の中心を撃ち抜くという一番ポピュラーな精密射撃のルールです。シンプルである一方で一番集中力が必要となる競技となっています。

プレート


プレート競技は15枚のプレートを撃ち抜いていく競技です。ただし、プレート競技の場合は3秒以内に次の的を撃たないといけないというルールがあるため集中力だけでなく素早さや正確さが求められる難しい競技となっています。

シルエット


シルエットはプレート競技と同様にプレートを撃ち抜く競技ですが、撃ち抜く枚数は5枚となっています。

一方で、プレートの置かれている距離がそれぞれ5、7、8、9、10mと変化があり自分のエアガンの弾道を理解していなければ全てのプレートを撃ち抜く事は困難な競技となっています。

またAPSカップはピストル部門とライフル部門に分けられておりライフル部門の場合はシルエット競技がムーバー競技とよばれる移動式のターゲットを撃ち抜く競技に置き換えられます。

APS用のエアガンはサバイバルゲームで使えるの?


APSは市販されているエアガンを使用することができますが、公式試合ではAPSが認定した公式エアガンしか使用することはできません。ただ、APSの公式エアガンは精密射撃用に作られているだけあって非常に高性能かつ精密な射撃ができるようになっています。

この説明をした時によく聞かれるのが「APS用のエアガンはサバイバルゲームにも使えるのか?」という質問です。精密射撃用のエアガンと聞くと命中精度が高いためサバイバルゲームに有利なのではないか? と、ふと疑問に思うのは当然ですよね。

ただ、この「使えるのか?」という質問が「サバイバルゲームで使用できるのか?」という意味であれば使用はできますが、「サバイバルゲームで有利になるのか?」という意味であればむしろ不利になるといっていいでしょう。

APSの公式エアガンと言えど、日本の銃刀法の基準は一緒ですのでAPSで使える銃はサバイバルゲームでも使用できます。一方でAPS用のエアガンは精密射撃に特化しているため連射性も低く飛距離も10mを想定されているのでHop up機能が付いていないエアガンも多く存在しています

つまり、普通のエアガンのほうが圧倒的に火力があるため、あえてサバイバルゲームにAPS用エアガンを導入するメリットは今の所ありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。精密射撃はサバイバルゲームほど賑やかさはありませんが、一度ハマると抜け出せないほど非常に奥が深い競技でもあります。

もし興味が沸いたら日本エアースポーツガン協会のホームページに参加方法やルールなど、詳しく記載されていますのでそちらも是非見てみてくださいね。

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Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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