• TOP
  • 仮想現実でサバゲー!? リアル志向FPS『Onward』

2017/11/17

Gunfire

仮想現実でサバゲー!? リアル志向FPS『Onward』

最近、IT分野ではVirtual Reality(以下:VR)やMixed Reality(以下:MR)といった仮想現実や複合現実の話題が飛び交っているのをご存じでしょうか?

ちなみに日本で一番有名なVRと言えばPlayStation VRだと思います。比較的安価で仮想現実を体感できるという事で発売された当初はかなり話題となり入手困難な時期もありました。

一方で、VRの本場であるパソコン用のVR(以下:PCVR)はPlayStation VR以上に盛り上がりを見せており、Play Station上で動作させなければならないという縛りも無いため様々なソフトも登場しています。

今回はそんなPCVRのソフトの中で、仮想現実内で実際にサバイバルゲームを楽しめるソフトについてご紹介したいと思います。

超本格ミリタリーシミュレーター『Onward』

今回、サバイバルゲーマーにおすすめしたいVRソフトはPCゲームのダウンロード販売を行っているSteamにて販売されている『Onward』というPCゲーム

現時点(平成29年10月)時点ではアーリーアクセス(ベータ版)なので使用できるマップ数などは少ないと言った問題はありますが、対戦モードや協力プレイモードなどは既に実装されていてプレイして遊ぶ分には問題ありません。

そしてこのOnwardの凄いところは何といっても「リアリティ」
ミリタリーシミュレーターを謳っているだけあって、かなりリアリティにこだわって作られている点です。

ココが凄い! まるでサバゲーを体感できる『Onward』

引用:STEAM Onward
 
VRを体験する場合は基本的にHMD(Head Mounted Display:頭部装着型ディスプレイ)を装着した後、両手にモーションコントローラーを装備するわけですが、HMDから伝わる動作やモーションコントローラーの動作はゲーム内のキャラクターとリンクしています。

たとえば、現実世界でうなずくような動作をすればゲームのキャラクターもうなずきますし、現実世界で両手を挙げればゲーム内のキャラクターも両手を挙げます。またキャラクターの体勢はHMDの高さの位置で決まるためキャラクターをしゃがませるためには実際にしゃがむ必要がありますし、キャラクターを伏せさせるためには実際に伏せる必要があるのです

つまり仮想現実内のゲームと言えど、プレイヤーはサバイバルゲームと同様に立ったり、伏せたりしゃがんだりしなければならないのです!!!
 
 
その他にも、Onwardでは銃の取り扱いも非常にリアルに作られています。
普通のFPSゲームではマガジン内の銃弾をすべて打ち尽くすとゲーム内のキャラクターが自動的にリロードしてくれますが、Onwardの場合、リロード動作は全て自分で行わなければなりません

例えばハンドガンをリロードするにはハンドガンのマガジンのイジェクトボタンを押し、腰からマガジンを取り出して挿入し、スライドを戻すといった動作が必要になり、M60のような機関銃(ゲーム内はM249)であればマガジンを外した後、上部のふたを開け、マガジンから弾帯になった弾を取り出してセットし、ふたを閉めてボルトを戻さなければなりません

また、他のプレイヤーとの通話方法もリアルに再現されています。

HMDにはマイクが装着されているのでゲーム内のキャラクター同士が近くにいると普通に会話ができるのですが、キャラクターが離れると相手の音声は聞こえなくなります。そのため、連絡を取りたいキャラクター遠くにいる場合は装備している無線機を使用しなければならず、通信中は銃を構えられないという状況に陥ってしまいます。

また音声チャットは敵対するプレイヤーにも聞こえるため、敵プレイヤーに気付かれないためには身振り手振りだけでコミュニケーションを取らなければならず、本当のサバイバルゲームのような感覚を味わうことができます

まとめ

最近、徐々にVRが普及し始めていますが、この技術は本当にすごいと感じています。ただ、どれぐらい凄いかは実際に体験してもらわなければなかなか伝えることができませんし、残念な事に初期費用が意外と高く、気軽に試してみるという事も難しい状況です。

しかし、VRはまだまだ更なる可能性も秘めています。また今回紹介したOnwardのように現実では体験できないような事を簡単に体験できるという意味では非常に魅力的な技術です。

もしかしたら仮想現実内で実際にサバイバルゲームを行う日も来るのかもしれませんね。

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

この記事を友達にシェアしよう!

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

サバゲーアーカイブの最新情報を
お届けします

関連タグ

東京サバゲーナビ フィールド・定例会検索はこちら
東京サバゲーナビ フィールド・定例会検索はこちら

アクセス数ランキング