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2017/10/26

Gunfire

意外と知らないサイレンサーの仕組み。映画のサイレンサーは実は嘘?


今回紹介するのは、ずばりサイレンサー(サプレッサー)について。サイレンサーと言えば銃に詳しくない人でも知っている銃の消音装置です。

殆どの人が知っている理由はおそらくスパイ映画や潜入ミッション系の映画でよく登場するからだとは思いますが、映画に出てくるサイレンサーは実は「嘘っぱち」だとご存知ですか?

映画の中でのサイレンサーは敵に気付かれることなく暗殺するための道具という意味合いが強いですが、サイレンサーの本当の目的は別にあります

今回はそんな意外と勘違いされている事の多いサイレンサーについて紹介したいと思います。

映画のサイレンサーは嘘っぱち? サイレンサーの本当の目的とは!


映画の中でサイレンサーを装着した銃は「シュパッ」とか「パスッ」という本当に小さい音で、他の人に気付かれる事なく射撃していると思います。

しかし、この表現は映画の中だけのものであり、サイレンサーを付けたからと言ってそんな音にはなりません。文字で表現するのは非常に難しいのですが、サイレンサーを付ける前の音が「バァンッ!」だとすると、サイレンサーを付けてもせいぜい「パンッ!」というパーティークラッカー程度の音になるだけです。

反響の少ない屋外ではもう少し静かに聞こえますが室内においては正直なところ殆ど差はありません

実はサイレンサーの本当の目的は「相手に気付かれないように撃つ」のではなく「相手に場所を悟られないように撃つ」という点。

サイレンサーを付けていない場合、弾丸の発射音はかなり高音で撃たれ側は意識していれば弾丸が発射された方角は大体想像がつきます

しかし、サイレンサーを付けてある程度音を抑え、高音域の音を消すと撃たれている側からすると「撃たれているのはわかるけれど、低音が反響し方角が掴めない」という状態になります。

実はこれ、サバイバルゲームでも同じことが言えます。エアガンにサイレンサーを装着したところで発射音が少し低音になるだけで音の大きさは殆ど変わりません。ですので、BB弾を発射すると即座に存在がバレてしまいます。

しかし、撃たれている側からすると音が低音になった結果、「近くで誰かがエアガンを撃っている」という事はわかるのですが、「どこから撃たれているのかがわからない」といった状態になり、そういった意味ではエアガンのサイレンサーもあながち無意味とは言えません。

サイレンサーの仕組みや中身はどうなっているの?


まずサイレンサーの中身についてですが、サイレンサーの中は意外とシンプルで「バッフル」と呼ばれる隔壁が何枚も敷き詰められているだけです。

物によっては吸音材が入っていたり、液体をいれて使うサイレンサーもあるのですが、根本的な構造は一緒です。サイレンサーに隔壁が設けられている理由は、射撃時に銃口から吹き出す燃焼ガスに“ズレ”を起こさせるためです。

銃を撃った時に破裂音がするのは弾丸を発射したときに生じる燃焼ガスが勢いよく銃口から噴き出すことが原因です。しかし隔壁を設けたサイレンサーを先端に取り付けることにより、銃口から噴き出す燃焼ガスがサイレンサー内で分散され、一度に全部の燃焼ガスが噴出しないことで音を小さくすることができるのです。

身近な物で簡単に説明すると、炭酸飲料を勢いよくあけると「パシッ!」という音がしますが、中身がこぼれないようにゆっくりとキャップを「シュゥー」といった音に変わり、音自体も小さくなる事と同じ原理です。

「サイレンサー」「サプレッサー」どっちが正しい名前なの?


そして最後に名称について。

あまり中に詳しくない人に「銃の音を消す機械を何というか?」と聞いた場合、大抵の場合は「サイレンサー」と答えるでしょう。

しかし、ちょっと銃に詳しい人やサバイバルゲーマーの人は「サプレッサー」と答えるのではないでしょうか。

度々、「どちらが正式名称か」という話になりますが、実はサイレンサーもサプレッサーも両方とも正しいのです。

ちなみにそれぞれを直訳するとサイレンサーは「消音器」サプレッサーは「減音器」となります。個人的には「サプレッサー」と呼ぶ方が“通”なイメージがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。サバイバルゲームではほとんどアクセサリー的に思われているサイレンサー

エアガンを撃っている人からするとほとんど変わりありませんが、撃たれている人からすると意外以外と効果があったりします。興味がわいたら是非、「撃たれている人視点」で確かめてみてください

意外と効果があることに驚かれるかもしれませんよ。

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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