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2017/05/27

Gunfire

クリアリングが勝敗の決め手? カッティングパイとクイックピーク

今回はサバイバルゲームで勝敗を分けるといっても過言ではない「クリアリング」についてご紹介いたします。サバイバルゲームは雰囲気だけでも充分楽しめますが、やはり勝ち負けがある以上できれば勝ちたいですよね。

しかし、サバイバルゲームは実力の差がはっきり出るスポーツで初心者が上級者に勝つことはなかなか難しいです。

初心者が上級者に勝てない理由はゲーム中の動きや射撃の腕前、フィールドの熟知度など様々な要因がありますが、その中でも勝敗を決める大きな要因の一つに「クリアリング」があります。

今回はそんなクリアリングについてご紹介いたします。

クリアリングとは


よくアクション映画などで警察や軍隊などが扉を蹴り破りながら「クリア!」と叫んで制圧したり、2人以上でお互いがお互いの死角を庇い合いつつ進んでいくというシーンを見たことがあると思います。

このような行為をクリアリングといいます。

詰まる所クリアリングとは「安全確認」の事です。

このクリアリングがサバイバルゲームで勝つために非常に重要な要素の一つです。

よく初心者の方は「ヒットを取れない」とか「すぐに撃たれる」と悩んでいる方がいますが、そういった人でも射撃の腕前はなかなか上手な人がいます。

そういった場合、大抵の場合の人は「ヒットが取れない」のではなく「ヒットを取る前に先にヒットを取られている」だけで、正しいクリアリングを行うだけでかなり上達する場合があります。

そこで今回は一人の時に行える2つのクリアリングについてご紹介します。

カッティングパイ

カッティングパイとは曲がり角で使えるクリアリングの手法の一つで、まるでパイを切り分ける徐々に視野を広げていく方法です。

曲がり角の先に敵が居るか居ないかわからない場合、曲がり角にぎりぎりまで近づいて、角から顔を出してのぞき込むという行為をされますが、あれは明らかにクリアリングとしては失敗です。

待ち伏せされていた場合、顔を出した時点で撃たれる可能性がありますし、仮に相手の初弾を避けることができても壁に近づきすぎているせいで銃が構えられず反撃に出ることができません。

では、どうするべきか。

それは壁から円を描きつつ徐々に離れていくのです。

文章で伝えるのは非常に難しいため、非常で簡単ではありますが図を用意してみました。

グレーの丸が自分自身、赤い丸が敵プレイヤーでカラフルな棒線は視線を表現しています。

このように視界が通らない場所で待ち伏せされている場合は、1番から左に徐々に円を描きつつ壁から離れていきます。

すると1番から3番までは敵プレイヤーを発見することはできませんが、4番の位置にきたときには敵を発見することができます。

そして反撃されたとしても壁から十分に離れているため壁が障害にならず、即座に反撃することが可能ですし3番の位置であれば敵からは死角となっているため壁際までもどる必要もありません。

クイックピーク


もう一つの安全確認の方法として「クイックピーク」というテクニックがあります。

これは曲がり角や遮蔽物から一瞬だけ顔を出し即座に引っ込める方法です。

ただ、何度も顔を出していると狙い撃ちされるので顔を出すのは基本的に一度だけです。一度で遮蔽物の向こう側の状況を即座に判断する必要があります。

もし一度で判断しきれなかった場合は、次はしゃがんだ位置で顔を出すなど同じところから顔を出さないようにしましょう。

カッティングパイとクイックピークの重ね技

この二つをマスターできれば曲がり角で一方的に撃ち負けることはほぼ無くなるといってもいいでしょう。

曲がり角や遮蔽物があった場合、カッティングパイを意識しながら銃を構えたまま徐々に視界を広げ、上記の図で紹介したように1番から2番、2番から3番、3番から4番に移動する時にはクイックピークを意識し、自分がどの角度まで体を露出させて大丈夫かを判断しましょう。

まとめ

最後に今回のポイントをまとめてみました。

・カッティングパイとクイックピークを意識する
・遮蔽物に近づきすぎない
・常に銃を構え反撃に備える
・同じ場所から何度も顔を出さない

 
この4つのポイントを守ることができれば必ず勝てるとは限りませんが、少なくとも一方的に撃ち負けるということはなくなるでしょう。

是非、一度フィールドで試してみてくださいね。

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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