装備オタクのすすめ -ワルモノになろう-

MADサバや色々なイベントで悪役コスプレをしている方を見たり知り合ったりしていると、私も「悪役装備してみたい・・・ワルモノごっこしたい・・・」という欲がムクムクとおこりまして、手元にある装備でどうしたら悪役っぽくなれるか考えてみました。

MADサバに代表されるような世紀末・ポストアポカリプス装備も魅力的で憧れますが、私自身は「タクティカルな装備が大好き！」というタクティカルマニアで、更にLE系装備にも大いに興味があります。映画「サボタージュ」のような、いかつい感じのLE装備、やってみたい・・・！

出典：moviewalkerkmtg（YouTube）

そういったコンセプトの装備ジャンルはすでに確立されていまして、アウトローな雰囲気を併せ持った架空LE装備として「ハマポリ」と呼ばれるサバゲースタイルがあります。サバアカをご覧になっている人の中にも、ご存知の方は多いかもしれませんね。
参考：https://togetter.com/li/918335

・ハマポリ概要

架空の警察組織である「横浜市警察」に所属する、欧米風の装備を身に着けた特殊部隊というコンセプトで構築される装備ジャンル。
イラストレーターのyohさん（@yoh_ill）が、自らのイラスト「横浜市警察SWAT」をもとに考案した。
欧米LE風の装備品に、89式小銃や和柄のタトゥースリーブなど日本ならではのアイテムを組み合わせている点が特徴。

・ハマポリのアウトロー（特に刺青）な雰囲気に至った理由

江戸時代の火消しなどが刺青（彫り物）を入れていることはよくあり、彼らは荒っぽいながらも街を命がけで守るヒーローであったといえる。
では、街のヒーローが彫り物を入れている文化が残っていたら面白いのでは？とyohさんは考え、刺青を入れた架空LEが出来上がった。
刺青に対する忌避感の強い日本で「ヤクザが警察の制服を着ている」のではなく「警察官が彫り物を入れている」というコンセプトをわかりやすく絵にするために、刺青を入れていることの多い欧米の警察特殊部隊風装備になったとのこと。

出典：yohさんのブログ「横浜市警察本部」より

ということで、今回はハマポリをリスペクト（パクリではないですよ！決して！ええ！違いますとも！何を言っているのですか！）して、アウトローなLE装備を構築してみました。

■見た目をアウトローに見せるには

ラフな服装にします。アウトローLEなのでBDUみたいな窮屈な戦闘服なんか着ていられません。適当にシャツとジーンズでお仕事をします。
丁度クローゼットにあったアロハシャツを使ってうさんくささを演出。

そこらのチンピラさんに舐められてはいけませんので、なるべくいかついおしゃれをします。今回はハマポリ装備の方々にならい、タトゥースリーブを導入しました。ストッキング素材になっており、つけるだけでド派手なタトゥーをしているように見える優れものです。腕をすっぽり覆ってくれるので、夏場の日差し対策にもいいですね。値段は1000円台のモノもありお手頃です。

丁寧な言葉づかいや穏やかな表情なんて、まだるっこしくてやってられません。舐められますし。いついかなる時も眉間に思いっきりしわを寄せ、「アアン↑!? ンダテメッコラ!? オオ↑!?」といったアウトローな言葉使いを心がけましょう。
（例：アウトレイジ）

出典：シネマトゥデイ（YouTube）

（実行するのは貸し切りイベントのような、そういったロールプレイが許された場所だけにしておきましょう。あくまでもこれはごっこ遊びであり、反社会的な人になることを推奨するものではありません）

完成した装備がこちら。考案30分、実際の装備選択10分の代物です。すでにあるものを流用したので、出費はタトゥースリーブの1300円のみ。

LE装備からの派生ですので、以前同人パッチ記事で紹介したジャパリパークレンジャーパッチを貼り付けてみました。さしものフレンズさん達もちょっと引いちゃうのけものの匂いがします。