これがあると楽！ エアガンカスタムが捗る道具たち

エアガンカスタム、特に内部のカスタムをするとなるとあれこれ道具が必要です。
中にはちょっとした町工場並の設備を使ってカスタムエアガンを作るような剛の者もいますが、それは少々沼につかりすぎた人々ですので例外。
また、エアガンは使っているうちに必ず劣化してゆきます。内部の清掃や部品の交換などのメンテナンスを円滑に進めるためにも、それなりに工具類を揃えておいた方が便利です

どれくらいのカスタム・メンテナンスを施すのかにもよって必要な工具も変わってきますが、今回は筆者の独断と偏見で「これは絶対あった方がいいよ！」という道具や「これだがあればメカボ弄るくらいは出来るようになるよ！」「なくてもいいけどあったらべんり！たーのしー！」な道具をご紹介します
 

ほぼ必須な工具

サバゲーをすることになったら、遠からず必要になるものたちです

ドライバー

これがないと分解すらできません。
六角ネジやトルクスネジなど、エアガンには様々なタイプのネジが使われているため、1本で様々なネジに対応できるよう先端を交換できるタイプのドライバーが便利。

シリコンスプレー

ガスハンドガンのスライド等、可動部の滑りを保つために定期的に吹き付けておきましょう。色々種類はありますが、マルイのシリコンメンテナンススプレーが安パイです。

クリーニングロッド

東京マルイ製エアガンを買った際はほぼ付属しますが、ショップで専用のロッドを買うのも良いでしょう。私はライラクスのクリーニングロッドにパーツクリーナーを吹き付けて使っています。

カスタムをするときに必須な工具

特にメカボなど内部機構を弄る際に必要になる道具です。

ピンセット

100円ショップの安いものでも構いませんが、プラモデルショップや電子部品店などに置いてある精密作業用のものを買うと、小さなパーツを確実に保持でき便利です。

グリス

ギアやピストンの摩擦軽減のために必ず塗っておきましょう。
高速回転するギアには飛び散りにくい高粘度グリスを使い、それ以外の部品にはシリコングリスを使うのがベター。マルイから両方セットになったものが販売されています。
ちなみに、グリスを塗るときは絵具用の筆を使うと薄く均等に塗りつけられますよ。

はんだごて＆こて台、ニッパー、ワイヤーストリッパ、圧着ペンチ

配線や端子、コネクタの交換をする場合、これらの道具は必ず使うことになります。秋月電子等の電子パーツショップで一式そろえるのがよいでしょう。
FETや電子制御基板を組み込むなら、熱による破損を避けるために低温の電子基板用はんだごてを使うのが無難です。

弾速計

内部カスタムをするなら、必ず初速チェックをする必要があります。正常に弾が発射されていることの確認、フィールドレギュレーションに違反していない（野外フィールドだと、初速95m/s以下のエアガンしか使えないところが多い）ことの確認、法定威力（0.2gBB弾で初速100m/s未満）内に収まっているかを確認するために大事な作業です。

メカボ内部、特にスプリング、ピストン、チャンバー周りなどの初速にかかわるパーツをカスタムする人は、必ず初速チェックを行うようにしましょう。写真のX3200 Mk3のような電子タイプの弾速計の他、安価な簡易弾速計もあります。

ASGK弾速測定器 エアソフトガン 簡易弾速測定器 6mmBB専用

あったら便利な工具

無くてもカスタムできるが、あると捗る道具

はんだ吸い取り線、ヒートクリップ

はんだ吸い取り線は、はんだ付けに失敗した際や古いはんだを除去する時に使う道具の一つで、編み込んだ銅線の上からはんだごてではんだを温めることにより、溶けたはんだを毛細管現象で吸い取ることができます
ヒートクリップは熱に弱い電子部品をはんだごての熱から守るもので、FETを組み込む際、これで端子部分を挟んでからはんだづけすることにより熱しすぎによる破損を防止できます。

テスター

配線や電子制御基板の通電チェック、バッテリーの電圧確認に使えます。
電気系統の異常は目に見えにくいため、こういった計器を使うとわかりやすくなります。

ピンポンチ

フレームロックピンなど部品を固定しているピンが固い場合、これを使って外します。
大きさの違うポンチを数本用意しておくと、様々な太さのピンに対応できます。

M4用バレルレンチ

M4タイプのエアガンのバレルナット、ストックパイプの分解に使用します。
M4のバレルナットとストックパイプの固定ボルトは特殊な形をしているので、カスタムする人なら1本持っておくと吉。普通の工具を使うより分解の手間をかなり省略できます。

リポバッテリーチェッカー

リポバッテリーは、満充電の状態で保管しても、空っぽの状態で保管しても劣化するというややこしい特徴をもっています。
適当に保管していたら1本ダメにしてしまったので、バッテリーチェッカーを使って管理するようにしました。電圧チェックの他、保管に適した電圧になるまで放電してくれる機能もついたものにすると管理が楽になります。

ネジロック剤

（背景が汚いのは気にしないでください）
エアガンは射撃時の振動で各部のネジが徐々に緩んでくるため、定期的に締めなおす必要があります。その際、ネジロック剤を少量付けてから締めこめば、緩みを抑えることができます。

まとめ

道具に少し凝るようになってからというもの、カスタム用の道具を選ぶことすら楽しくなってしまい、ホームセンターに入り浸ったりモノタロウの通販ページを延々と巡回することもしばしば。東急ハンズの工具コーナーも魅力的すぎて、同じところをグルグル回っていたら遭難したように消耗していたこともあります。

冒頭でも述べましたが、エアガンを持つなら道具をある程度そろえ、メンテナンス環境を整えておくとエアガンを長持ちさせることにつながります。よく使う道具を箱にまとめて、自分用のツールキットを作っておくと気分も盛り上がります。
みんなもDIYがとくいなフレンズになって、じぶんだけのエアガンをつくろうよ！
わーい！ たーのしー！

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