第一次世界大戦をリアルなまでに再現した「バトルフィールド1」紹介

2016年10月21日に、第一次世界大戦を題材としたFPS（一人称シューティング）ゲーム「バトルフィールド1」が販売されました。

バトルフィールドシリーズはDICE（Digital Illusions Creative Entertainment）が開発、エレクトロニック・アーツが販売するゲームで、今回で11作品目となります。
今回はそんなバトルフィールド１の魅力を紹介します！

第一次世界大戦とは

By User:Hohum –
Trenches on the Western Front

German Albatros D.III biplane fighters of Jasta 11 at Douai, France

Vickers machine gun crew with gas masks

British Mark V tanks

British battleship HMS Irresistible, パブリック・ドメイン, Link

バトルフィールド１の題材ともなった第一次世界大戦はについて、多くの人は中学校で学んだと思いますが、覚えていますか？
第一次世界大戦は簡単に言うと、下記のような年代の戦争です。

戦死者1600万人以上／戦傷者2000万人以上
これは人類の歴史上、最も犠牲者の多かった戦争であると言われている。



第一次世界大戦は今から約100年前の戦争ですね。
当時はパソコンはおろか、携帯もなく、電話も電話交換手を介して行うものでした。そのため、戦場と基地との連絡はハトの帰巣本能を利用した伝書鳩がメインでした。今では全く想像が出来ないですね。

バトルフィールド1は極限までリアルを追求したゲーム

最近のCall Of Dutyを代表とするFPSゲームは、近未来を舞台としたものが多いのですが、そんな中で第一次世界大戦を題材にしたゲームはまさに異色でした。バトルフィールドは極限まで第一次世界大戦の世界観を維持し続けています。

例えば、当時の銃器は今みたいなホロスコープやドットサイトなどは存在しません。すべてアイアンサイトです。防弾チョッキ？ なんですかそれ。

すべての兵士は軍服一枚で暗闇の中・毒ガスの中戦い続けました（第一次世界大戦では毒ガスが非常に多く使われていました）。
その世界観はゲームでも引き継がれており、例を挙げるとスナイパー武器は距離が遠ければ遠いほど、与えるダメージが低くなります。これはゲーム内でも「空気抵抗による弾速低下」がリアルに再現されているからです。もちろん、ずっとまっすぐ飛ぶなんてことはあり得ず、重力による弾の落下度合いを考えながら狙撃をしなければなりません。
サバゲーでもBB弾の弾速は着地地点に近づくにつれ落ちて行きますよね。

さらに、当時は毒ガスと迫撃砲が非常に多く使われたと言われています。
それはゲーム内でも同じで、ゲーム内の死因も圧倒的に毒ガスと迫撃砲の攻撃が多いゲームです。
毒ガスの対策にはガスマスクがありますが、これを装備すると視界が一気に悪くなります。

一歩横にずれれば自分の頭に迫撃砲が落ちてくる戦場。これが実際に約100年前、世界中で行われた戦争です。

マルチプレイとシングルプレイ

バトルフィールド1はシングルでストーリーを攻略するモードと、最大64vs64人で戦うマルチプレイが存在します。最大128人が同時に一つの戦場で戦うゲームは、バトルフィールドシリーズの大きな特徴の一つでもあります。

マルチプレイは戦場によっては飛行機があるマップ、馬がいるマップ、船があるマップなど多彩です。

戦場もジャングル、砂漠、市街地、丘など様々なマップがあります。
そうした細かい“飽きさせない工夫”と言うのが随所に散らばっているのも非常に高ポイントです。

まとめ

バトルフィールドは“極限までリアルな第一次世界大戦を再現した”ゲームですので、人によっては好き・嫌いが出てくるゲームかもしれません（日本のゲームのようなイケメン・美女は出てきません）。
しかし、今作で11作目のバトルフィールドシリーズ。長く続いているのにはちゃんと理由があります。一度もプレイしていない人は是非ともプレイしてみてください。

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