ジャンク修理チャレンジ！『12挺目 CYMA CM353M』Part.4

クルメノがお送りしている、ジャンク修理チャレンジ！ 前回スプリングとホップパッキンを交換して組み上げたものの、出来上がったそれはエアコキショットガンではなく、「バリスタ」でした。
私は城攻めではなくサバゲーがしたいので、初速とコッキングの硬さを許容範囲に調整して完成を目指します！

前回記事：ジャンク修理チャレンジ！『12挺目 CYMA CM353M』Part.3

スプリング交換（再）

前回入れたスプリングは、個人製作のマルイM3ショーティ用の強化スプリングでした。
大小2本のスプリングを交換したらバリスタになってしまいましたので、大は元のスプリングに戻して、小のみ強化スプリングにしてみました。
その結果、コッキングはなんとかできるほどの硬さにはなりましたが、初速がまだまだオーバー……。

コッキングはできるのでもう少し初速を落とすことができれば完成となりそうです。
ということで、小の強化スプリングを持ってきて……

（上：純正スプリング、下：小の強化スプリング）

ルーターを使って切断＆先端をなるべく平らにします。

ホビールーターは一つ持っておくといろんな場面で活躍しますので、ぜひおすすめです。
あっ、いろんなって「銃いじり関連」でのいろんな場面ですからね？
あっ、いやほんとにほんとにっ！（いや誰もなんにも思ってないわ）




切断したい部分をルーターである程度削ってペンチで切断しました。スプリングを切断した場合は、先端をなるべく平らにしておいた方がよいそうですので、こちらもルーターを使って平らに加工。

そこまでやった結果……
まだ初速オーバー。
ん～これは……。

諦めます！ スプリングは純正に戻しました。

戻して組み上げたところ……




80m/s～95m/s程度と初速に結構なムラが出てしまっていますが、オーバーすることはないのでとりあえずこれでいきます。きちんと整備されていれば、こんなにムラは出ないと思います。
初速が安定するように後日もう少し調整します。（いやどうせやらねぇだろ）
いえ、やります！（いやほかの銃触ったらすぐ忘れるだろ）
いえ、やらせてください（やらねぇだろいい加減にしろ）



もうやめてくれーー！！ 後日ちゃんとやりますから！！！



はっ！すみません、取り乱しました。

サイトの取り付け

このCYMAのショットガンシリーズは価格、質感がよく人気だと思いますが、サイトがついていないのがちょっと残念な点です。
サバゲーで使う場合には、やはりある程度狙う基準がないと当てるのはなかなか難しいですよね。

ということでサイトを取り付けます。
市販されているものはいろいろありますが、お値段を考えて私は東京マルイM3ショーティー用の純正サイトをマルイさんから取り寄せました。
リアサイト¥300、リアサイトベース¥500、フロントサイト¥350と、合わせてちょっと千円では足りないくらいです。（いやお得にも聞こえないし表現下手くそか）




接着剤で取り付けましたが、接着剤がはみ出さないようにうまくつければ結構いい感じになるかと。（あっもちろん私ははみ出しましたよー）

完成

長い間放置していたこの銃も、なんとか完成させることができました。
結局純正スプリングに戻しましたが、純正だとコッキングはかなり軽く感じます。（まぁ一時期バリスタでしたから）

きちんと3発出ているし！ 動作は快調！ 問題なし！




今回エアーコッキングガンの分解は案外簡単だということがわかりましたので、また違うエアコキにも手を出してみたいと思います。皆さんもこの冬、エアコキを一挺こしらえてみてはいかがでしょうか。