- コラム
ジャンク修理チャレンジ!『10挺目 東京マルイ AK47 Type-3』Part.5
2018/11/7
クルメノ
すごいー! たーのしー!
2018/10/24
クルメノ
クルメノがお送りしているジャンク修理チャレンジ、今回から修理・カスタム作業を進めていきます。
まずはメカボックスを完成させて、それからFET装着とリポバッテリー化に取り掛かりたいと思います。
前回記事:ジャンク修理チャレンジ!『10挺目 東京マルイ AK47 Type-3』Part.2
まず、現状チェックで少し摩耗していたセクターギアをどうするかな~と……。
まだ使えそうではありましたが、気になったので交換しました。
では早速ギア・その他のパーツをグリスアップして組み込んで……と思いましたが、その前にもう一つ気になることが。
あれ? 軸受が少し変形しているように見えます。外側にバリがあるような感じなのは元から? なのか?
こちらも気になったので一応交換しておくことに。
ORGA SUS420 6mm 高精度 軸受け 次世代用 ORGA-SB6N
軸受に接着剤を塗り、軸受表面がフレームと水平になるように入れて接着します。
歪んでいるとどんなにシム調整をしてもギアがキレイに回らず、カスタム迷宮を彷徨うことになりますのでここは丁寧に行います。初めての沐浴くらい丁寧にやりましょう。
ギアや軸受を別のものに交換したら、改めてシム調整を行う必要が出てきます。
シム調整とは、シムの厚み(枚数)によって各ギアの位置(高低)を調整し、全てのギアが問題なくスムーズに回転できるようにする作業です。
なぜギアや軸受を別のものに交換したらシム調整を行うのかというと、ギアや軸受は製品によって微妙に形状が違うからです。
今回はセクターギアと軸受を交換しましたが、セクターギアは純正ですので問題ありません。
軸受は純正ではなく、厚みが違います。
純正軸受の厚み
新しい軸受の厚み
新しい軸受の方が薄くなっているため、元のシム枚数のままではギアの上下に隙間ができてしまいます。
無駄に隙間があるということはギアが上下にズレる・ブレる余地があるということですので、上下に無駄な隙間を空けず(詰めすぎると回らなくなりますが)、各ギアの位置がほどよくなるようにシムを入れて調整します。
シム調整が完了したら、各パーツにグリスを塗ってメカボックスに組み込んでいきます。
ギアには粘度が高めのグリスを使っています。筆を使って厚塗りにならないように塗ります。
ピストンヘッドのパッキン、シリンダー内部、シリンダーヘッドのパッキン部分には粘度の低いグリスを使っています。
シリンダーヘッドの、ノズルを取り付ける部分には粘度が高めのグリスを塗っています。
ピストンとフレームが噛み合ってスライドする部分にも粘度の低いグリスを使っています。
ピストンは勢いよく空気を押し出すために加速する必要がありますので、ピストンの加速の妨げになるような粘度の高いグリスは使わない方がいいと思います。
一応スプリングにも低粘度のグリスを塗っています。
モーターについているピニオンギアには、他のギアと同じく粘度の高いグリスを使っています。
スイッチの接点部分には接点グリスを塗ります。
【タミヤ】タミヤメイクアップ材 タミヤ 接点グリス
よし、グリスアップ完了!
メカボックスを閉じたらピストンを細い棒で押して動作させてみて、きちんと組めているか確認します。
簡易的に配線のみを繋いで通電テスト。
問題なく動作しました!
現段階ではスプリングは入っていたものをそのまま使っていますので、一度最後まで組み上げてみて初速を確認して、それから調整したいと思います。
次回はFET装着だっ!
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