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ロシアはこれまで様々な“迷”銃を生み出してきましたが、今回紹介するのは迷銃の一つとしてカウントされるであろう「AK-74MB」について!
名前から分かるように今回紹介するAK-74MBはAK-74がベースとなっており、ベースのAK-74は名銃中の名銃でご存知の方も多いかと思います。
そんなAK-74に改造を加えて“名銃”を“迷銃”に豹変させてしまった人物がいるのです。
それでは早速紹介していきましょう。
百聞は一見に如かずということで、まずはAK-74MBをご覧いただきましょう!
そのAK-74MBのお姿がコチラ!
出典:https://topwar.ru/39287-bullpap-nevidimka-ak74mb-2-v-1.html
一見、ちょっとハイテク化されたAKに見えますが、少しおかしな所があることに気が付くでしょうか?
そう。何を隠そう、このAK-74MBはトリガーが2個あり、マガジンをグリップ代わりにして射撃することが可能となっているのです!
このライフルを見て誰もが「なんでそんな無駄な機能を……」と思う事でしょう。
しかし一見、無駄に見えるような2つのトリガーですが、使えるかどうかは別として、実は画期的な仕組みだったりもするのです。
AK-74MBにトリガーが二つ付いている理由は「アサルトライフルとカービンライフル」を切り替えるため。
アサルトライフルは命中精度が高い反面、閉所では取り回しが困難というデメリットがあり、カービン銃は取り回し易いというメリットがある一方で、アサルトライフルより命中精度が劣るという欠点があります。
そこで考えだされたのは今回のAK-74MB。
このAK-74MBは「状況に応じてアサルトライフルとカービン銃を切り替える」というコンセプトのもとに開発されたライフルなのです。
ちなみにこちらがカービン時とアサルトライフル時の比較写真。
出典:https://topwar.ru/39287-bullpap-nevidimka-ak74mb-2-v-1.html
ストックを根本で折り曲げる事でカービンとアサルトライフルを切り替える仕組みとなっており、まさに2 in 1のアサルト&カービンライフルなのです。
このAK-74MBはVitaly Boyarkinという人物により開発されましたが、開発者自らこのAK-74MBの使用方法について解説しています。
こちらが通常時のAK-74MB。そして映っている男性が開発者のVitaly Boyarkin氏です。
出典:https://topwar.ru/39287-bullpap-nevidimka-ak74mb-2-v-1.html
一見、サプレッサーを付けた普通のAK-74ですね。
マガジンの前方に付いたトリガーについても良く見ないと分からないぐらい違和感がありません。
一方でこちらがストックを折りたたんだ時のAK-74MB。
出典:https://topwar.ru/39287-bullpap-nevidimka-ak74mb-2-v-1.html
ストックを折りたたんだクリンコフ(AKS-74U)に見えなくもないですが、マガジンをグリップ代わりにしているせいか、かなり違和感がありますね……。
まるでエアガンを初めて触った小学生のよう……。
さらに画像では少し見にくいかもしれませんが、カービン銃の時は専用のアイアンサイトが使われているのが見えるでしょうか。
カービン時は頬付けする箇所がレシーバーの上部になるため通常のアイアンサイトは使えず、バレルとレシーバーの上に設置されたアイアンサイトを引き起こして使うようになっています。
意外と細かい点についても考えられているようですね。
ただ、カービン時は折りたたんだストックが左側面の殆どを覆い隠してしまうため左利きの人は使えないといったデメリットもあったりします。
あと余談ですが、実はこのAK-74MBはVitaly Boyarkin氏によって特許が取得され、今では本当にAK-74の改造キットとして売りに出されているようです。
いかがでしたか。
最初はイロモノ系の改造銃かと思いきや、冷静に考えると割と使えそうな気がしてきました。
しかもカービン時もアサルトライフルと同様の命中精度が維持できており、意外と性能も良いようです。
軍隊が採用することはほぼあり得ないと思いますが、エアガンに登場したらちょっと欲しいなと思うのは私だけではないはず!
今のところエアガン化の話は出ていないようですが、もしかしたら今後登場するかもしれませんね。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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