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一二三
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Gunfire
今回紹介するのはライフルの歴史について!
以前、サバゲーアーカイブ内では写真家の「Thom Atkinson」さんが撮影したイギリス軍の歴代装備について紹介しましたが、今度は装備の中でもライフルに注目していきたいと思います。
関連記事:1000年分のイギリス軍装備が大集合!時代と共に移り変わる兵士達の装備
それでは早速紹介していきましょう!
まずこちらが今回紹介するライフルの歴史年表です。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
ライフルは全部で15挺ありますが、そのほとんどが世界大戦頃から誕生したのが見て取れますね。
そしてこちらが各ライフルの性能差を表したものです。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
赤いバーが連射性能、白いバーが有効射程距離を意味しています。
第二次世界大戦中にナチス・ドイツが量産したStG-44から急激に進化しているのがよく分かると思います。
それでは1600年から順番に簡単な解説を添えてご紹介していきます。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
イギリスが開発した先込め式のライフル銃です。
前装式のため次弾装填には非常に時間がかかり、ライフリングも無いため命中精度も非常に悪く運用方法は近距離での一斉射撃が基本でした。
ちなみに点火機構はマッチロック式(火縄式)となっています。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
イギリスで開発されたマスケット銃の改良版で、フランスによって作られました。
このライフルは全ての歩兵に支給された初めての正式採用ライフルでもあります。
バレルの改良により少しだけ有効射程距離が上昇していますが点火機構や装弾方法はそのままなので連射性は変わっていません。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
アメリカが開発した前装式のライフルです。この後継機が第一次世界大戦から第二次世界大戦で活躍するためかなり知名度が高いライフルです。
年代によってマッチロック式とパーカッションロック式(雷管式)の両方のバージョンがありますが、このライフルはマッチロック式の物です。
また、この頃から使用する弾丸が球形弾からミニエー弾と呼ばれるドングリ型の弾丸に変化し飛距離が大幅にアップしています。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
後にスミス&ウェッソン社を設立するメンバーが製造したレバーアクションライフルです。
アメリカの南北戦争において活躍した銃でレバーアクションの採用により当時では考えられないぐらいの連射性を持っていました。生き残るために自腹でこのライフルを購入していた兵士も大勢いるそうです。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
西部開拓時代のアメリカで活躍したレバーアクションライフルです。
ウィンチェスター社がヘンリーライフルの販売権を手に入れた後に販売を開始しました。
当時は爆発的な人気となり、ウィンチェスター社は莫大な財産を築くこととなりました。
実質、ヘンリーライフルの後継機となっています。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
ウィンチェスターM1866の改良版です。
銃自体の基本構造はそのままで品質を向上させたライフルで、この頃から今では標準となっているセンターファイア実包(中心打式)の弾丸が採用されはじめています。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて使用されたボルトアクション式ライフルです。
最大5発まで入る箱型弾倉(クリップ)が採用され、連射性能も上がってきています。
1800年の前装式だったスプリングフィールドの後継機にあたりますが、飛距離については比べものにならないほど上昇しています。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
アメリカが開発した初めての半自動カービンライフルです。
第二次世界大戦では大活躍し、今でもコアなファンが多い銃なのではないでしょうか。
半自動であると同時に最大8発まで装填できるため連射速度もかなり上昇しています。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
ナチス・ドイツが開発したアサルトライフルの原型とも言えるライフルです。
セミオート、フルオートも切り替えが可能で現代のライフルと比べてほとんど遜色の無い作りとなっています。
ちなみに正式名称は「Sturmgewehr 44」といい、「44年式突撃銃」という意味になります。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
誰もが良く知るAK-47がここで登場です。
ミハイル・カラシニコフが設計し1949年にソビエト連邦が制式採用したアサルトライフルで、タフな作りと量産可能な設計が世界で大ヒット。今でも世界各地で大量につくられ「世界で最も多く使われた軍用銃」としても名高いライフルです。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
今でも現役装備として使用され続けている名銃「スプリングフィールドM14」です。
長銃身のため取り回しは困難ですが、命中精度が高く狙撃用として使われています。
M14を改良した「M14 EBR」などはサバゲーマー達の中でも人気のライフルです。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
説明が不要なほど有名かつ完成度の高いアサルトライフル。
今までのライフルは金属や材木が主たる材料でしたが、M16はプラスチックや樹脂等を使うことで軽量化を実現しています。
性能の高さから数々の後継機や改良版も登場しており今では把握できないほど様々な種類があります。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
当時では珍しいブルパップ方式を採用したアサルトライフルです。
ブルパップ方式はリロードに慣れが必要なものの銃身を短くできるメリットがあるため室内戦や特殊部隊の装備として活躍しています。
またマガジンがプラスチックなのも特徴の一つです。
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
M16に改良を加え、さらにカービン化することで取り回しやすさが向上しました。
通常の兵士から特殊部隊まで数多くの兵士が使用しており、アクセサリー類も豊富で拡張性も高いライフルです。
ちなみにM16とM4の違いについてはこちらを参照してください。
関連記事:意外と知らないM4とM16とAR15の違い! これを読めば一目瞭然!
出典:http://www.thinknice.com/evolution-of-the-rifle/
ベルギーがアメリカの特殊作戦軍向けに開発したアサルトライフルです。
SCAR-L(Light)とSCAR-H(Heavy)の二種類があり、美しいアルミニウム製のトップレシーバーが特徴です。
サバイバルゲームでもよく見かけるエアガンの一つで、特に東京マルイの次世代シリーズなどが大人気です。
いかがでしたか。
サバイバルゲームや銃が好きな人であっても、こうして歴代のライフルを見比べる機会はあまり無いのではないでしょうか。
しかし、こうして改めて見てみると当時のライフルのあり方や技術の進歩が見えてなかなか面白いですね。
また今後はどのようなライフルが登場するのかも楽しみです。
もしかすると次の世代を担うライフルはレーザーライフルかもしれませんね。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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