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ハマればハマるほど荷物がどんどんと増えていくサバイバルゲーム。
しかもサバイバルゲームは重い装備やかさばる荷物が多いため、バイクや公共機関を使ってフィールドに向かう人にとってバッグパックは必需品といっても過言ではありません。
そんな方々のために紹介したいのが超ハイテクのバッグパック「HoverGlide」。
このバッグパックは衝撃にあわせて自らスライドし、体にかかる負荷を打ち消してくれるという超ハイテクバッグパックなのです
それでは早速紹介していきましょう!
今回紹介するHoverGlideは“バッグパックが自らスライドする事で衝撃や負荷を軽減する”という、今まで存在しなかった超ハイテクのバッグパックです。
ただ“バッグパックが自らスライドする”というのは言葉ではなかなか通じにくいかと思いますので、まずはHoverGlideのプロモーションビデオをご覧ください。
まるでバッグパック自体が生きているかのように動くHoverGlide。
重い荷物を背負っている場合は着地の瞬間などに衝撃が発生し、その都度、膝や腰に負担がかかってしまいます。
このHoverGlideは衝撃が発生するタイミングで上下にスライドすることで使用者にかかる負担や負荷を軽減してくれるのです。
さらにHoverGlideは歩行時には82%、走っている時には最大86%の衝撃を吸収する事ができるといわれており、体への負担の軽減や怪我の防止だけでなく、疲労軽減の効果もあるといわれています。
このHoverGlideを開発したのはアメリカにある「Lightning Packs LLC」。
Lightning Packs社はペンシルバニア大学の筋肉生理学の教授であるローレンス・ローマ(Lawrence Rome)氏によって設立され、ローマ氏は自分の専門分野の知識を活かしてHoverGlideの基となるシステム「サスペンデッド・ロード・テクノロジー」を開発し特許を取得しました。
さらにこのサスペンデッド・ロード・テクノロジーはアメリカ軍からも注目されており、アメリカ軍と共同で“兵士達に負担がかからないバッグパック”の開発を開始。
そして現時点では既にプロトタイプが完成し、アメリカ海兵隊やアメリカ陸軍でも採用テストが行われている段階です。
もし仮にHoverGlideが採用テストに合格した場合、今後の兵士達に支給されるバッグパックは全てHoverGlideになるかもしれません。
上記で紹介したとおり、このHoverGlideはアメリカ軍兵士が使用するために開発されたバッグパックでした。
しかし、製造元であるLightning Packs社は一般人に対しても販売する事を決め、現在(2018年9月)ではクラウドファインディングサイトである「Kickstarter」にて出資者を募っています。
ちなみに一般人向けのHoverGlideはビジネスでも使えるようなシンプルなタイプの物ややアウトドアで使える大容量の物など4種類が予定されており、様々なシーンで活用できるようになっています。
いかがでしたか
このHoverGlideは荷物の重量が軽くなるわけでは無いですが、衝撃力を吸収してくれることで通常のバッグよりも軽く感じ、さらに疲労の溜まり具合が全然違うのだとか。
何も知らない人がみると少し不気味に見えるバッグパックではありますが、お値段も1万円~2万円とお手頃なので興味が沸いた人は是非出資者になってみてはいかがでしょう。
アメリカ軍の採用テストはおおむね順調の様ですが、隠密行動時に使用するには音が大きすぎるという指摘があり、現在はさらなる消音化にむけて改良が進められているそうです。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。
それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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