- コラム
歩くだけでバッテリーが充電できる「Power Walk」!近いうちに米軍兵士に配備予定?
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Gunfire
すごいー! たーのしー!
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Gunfire
以前にアメリカ陸軍に所属する特殊作戦軍(SOCOM)が、TALOSと呼ばれるパワードスーツを開発中であるとご紹介しましたが、今回新たにTALOSに採用が検討されている外骨格型サポート装置の情報が公開されました。
その外骨格型サポート装置の名前は「ONYX(オニキス)」。
今回はそんなONYXについて紹介していきたいと思います。
今回、紹介する外骨格型サポート装置「ONYX」を開発したのはロッキードマーティン社。
ロッキードマーティン社は十数年前から外骨格システムについて研究および開発を行っており、数年前には「HULC ( Human Universal Load Carrier )」と呼ばれる、全身を覆う強化型外骨格システムを開発しています。
出典:https://www.army-technology.com/projects/human-universal-load-carrier-hulc/
この装置は兵士達の筋力を強化するように設計されており、普通では持ち上げることができないような重量物を軽々と持ち上げる事ができるという典型的なパワードスーツでした。
しかし、全身を覆う強化型外骨格によって超人的な力を発揮できるようになったものの、人間のすべての動作や動きに対応する事ができず使用者には疲労とストレスが蓄積されるという問題がありました。
また、HULCを稼働させるには100㎏近いバッテリーを背負わなければならず、“重い物を持ち上げるために重い物を背負う”という矛盾が発生。
そこでロッキードマーティン社は初心に返り、兵士を強化するのではなくサポートするための外骨格システムの開発を新たに開始しました。
今回開発されたONXYの目的は上記でも少し触れましたが“兵士の強化”ではなく“兵士のサポート”。
つまり重い物が持てるようになったり、凄まじいスピードで走れるようになるものではなく、ただ兵士の疲労や負荷を取り除く事を目的に開発されたシステムです。
具体的な方法としては関節を屈曲させた後、伸ばす際にコンポーネントの働きにより加速が加えられ、使用者は自分の筋力を殆ど使わずに済むというものです。
またONXYはHULCとは違い、下肢専用の外骨格型サポートシステムで必要最低限のシステムで稼働させる仕組みとなっており、その結果ONXY自体の重量は約6㎏にまで軽量化されています。
ONXYは既にテスト段階に入っており、こちらが実際にONXYを使用した兵士の動画です。
ONXYの目的がサポートというだけあって傍から見ていても何が凄いのかいまいち分かりません。
しかし、この兵士は18㎏もの重量を背負っているにも関わらず殆ど抵抗を感じる事無く障害物をクリアし、兵士自身も“非常に楽に障害物を乗り越えることができた”と語っています。
またONYXは兵士の体重や負荷を引き受ける役割もあり、疲労の軽減だけでなくケガなどを未然に防ぐ効果も期待されています。
TALOSに採用が検討されている外骨格システムの中でも、採用される可能性が非常に高いと言われている「ONXY」。
ただ現時点では残念ながらミリスペックをクリアしておらず、今後は耐久性や耐水圧性などの方面を強化していく予定となっています。
また、ロッキードマーティン社は上肢の外骨格システムの開発も検討されており、TALOSが完成する日が着々と近づいてきています。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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