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今回紹介するのは第二次世界大戦を境に大活躍しているダミー戦車について。
ダミー戦車とは名前のとおり、敵に兵力や基地の場所などを誤認させる目的で作られたハリボテの戦車のことですが、最近では衛星やドローンといった偵察技術が発達したせいでダミー戦車は失われていく技術だと言われていました。
しかし、予想に反してダミー戦車は現在も進化を続けており、様々な最新技術を投入した最新式のダミー戦車も登場しています。
そこで今回はそんな進化を続けるダミー戦車についてご紹介したいと思います。
まずは簡単にダミー戦車の歴史についてご紹介したいと思います。
ダミー戦車が重点的に使われるようになったのは第二次世界大戦頃からで、ダミーの戦車を使って敵に偽の情報を掴ませるという行為は、単純なようですが割と効果的な戦術の一つでした。
当時は材木などを戦車の形に組み上げただけのハリボテだったり、トラックなどの普通車にハリボテを乗せて、動くダミー戦車を作っている国もありました。
そして現在は、かなりのハイテク技術を駆使した様々な機能を搭載したダミー戦車に生まれ変わりつつあります。
今回、皆さんに知ってほしいのはロシアの会社であるRusbal社という会社が開発しているダミー戦車シリーズ。
元々この会社は熱気球などを作っているロシア政府公認の会社なのですが、熱気球の技術を活かして空気注入式のダミー戦車などを開発しロシア軍に納品しています。
実際にRusbal社が作成しているダミー戦車がこちら!
近くで見たら明らかに偽物だとわかるのですが、300mも離れると本物と区別がつかないほど精巧な作りとなっています。
そしてこのダミー戦車は専用の空気入れがあれば5分で展開する事が可能で、重さも70㎏と大きさに比べて軽く作られています。
ちなみに1個のコストは100万円前後と割と高価ではありますが、100万円で数億円相当する本物の戦車を守れるのであれば安い買い物なのかもしれません。
また、軍事機密のため詳細は明かされていませんが、赤外線やサーモなどを使用する偵察機に対応するため、特殊な電磁波や熱源を備えており、光学機器を使用してもなかなかダミーと見抜くのは困難になっているそうです。
Rusbal社がロシア軍に納品しているのはダミーの戦車だけではありません。
上記で紹介したダミー戦車意外にもダミー戦闘機だったり、ダミーレーダー車、ダミーロケット砲など数々のダミーを納品しています。
特にロシア軍の迎撃機であるMiG-31のダミー製品は非常に精巧にできており、割と近くから見ても中々ダミーと気づくのは難しいのではないでしょうか。
出典:http://rusdecoy.com/
いかがでしたか。
気球を作っている会社が戦闘車両のダミーを納品しているのは少し意外でしたが、大きな布製の風船を作る技術を持っている会社といえば気球を作っている会社ぐらいなのかもしれませんね。
もし個人での購入が可能なのであれば、是非ともサバイバルゲームフィールドのオーナーに購入してもらってフィールドに設置して欲しいですね!
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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