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兵士達が装備していたり武器に興味がある人が多いという理由からか、サバイバルゲーマー達にも意外と人気のアイテムである「ナイフ」。
以前、サバゲーアーカイブ内ではナイフの種類についてご紹介させていただきましたが、ナイフの中にはファンタジーの世界に登場するような非常に美しいナイフがあるのをご存知でしょうか。
関連記事:コンバットナイフやサバイバルナイフの違いについて!意外と知らないナイフの豆知識!
そのナイフとはずばり「ストーンナイフ」
今回はそんな幻想的で魅力的なナイフについて紹介していきたいと思います。
今回紹介するストーンナイフとは別名“鉱石ナイフ”とも呼ばれているナイフで名前の通り石から作られたナイフです。
ただ石で作られているといっても、ストーンナイフの素材として使われている石は普通の石ではなく瑪瑙(メノウ)やサードニクス、黒曜石(オブシディアン)やラピスラズリといった装飾品に使われるような鉱石や宝石で作られています。
これらの鉱石を薄くスライスし刃を付けると鉱石特有の文様が現れたり、幻想的に透き通ってまるでファンジーの世界に登場するような幻想的なナイフになるのです。
ちなみにこのストーンナイフを世間に広めたのは鉱石や宝石でストーンナイフを作っている「輝石工房 精霊石の箱庭」さん。
ナイフマニア達の集いであるハンドメイド・ナイフ展にて瑪瑙で作ったストーンナイフを出展し、その美しさからナイフマニア達の間で話題となりました。
そして最近では徐々に一般の人たちにも広く知れ渡りつつあります。
また、輝石工房 精霊石の箱庭さんは今でも様々な作品を作られており、作品や活動内容はブログで紹介されています。
中には水晶のような完全に透き通ったナイフや漆黒で黒光りするナイフなど、男心くすぐられるナイフなど様々なナイフの作品や作成工程が掲載されています。
「瑪瑙で作られた宝石のようなナイフ」と聞けば、まるで一般人には手が出ないような高級品なイメージがあると思います。
しかし、スライスされた瑪瑙は割と安価でしかも自分で作ることも不可能ではありません。
もちろん上記で紹介した輝石工房 精霊石の箱庭さんのような芸術品かつ切れ味抜群のナイフを作ろうと思えばかなりの技術がいりますし、さらに様々な機械や工具が必要となってくるので不可能に近いです。
しかし、そこまで切れ味と出来栄えにこだわらず、「ちょっと自分も作ってみようかな」ぐらいの気持ちであればミニルーターとダイアモンドカッター、とは数種類の砥石やダイヤモンドペーパーがあれば、外見上はよく似たストーンナイフを作成する事は可能です。
ストーンナイフで一般的なのは瑪瑙ですが、その理由は他の鉱石や宝石と比べて加工がしやすく、そして非常に安価なため。
「スライスメノウ」で検索していただいたら分かるかと思いますが、ペーパーナイフの刃ぐらいの大きさの物であれば1,000円前後で購入する事ができるのです。
作り方も至ってシンプルでミニルーターにダイアモンドカッターを装着し、不要となる外殻をミニルーターで削りながら自分の作りたい形にカット。
そしてあとはダイアモンド砥石を使って荒い順番から砥いでいくだけです。
とはいっても“砥ぐ”という行為自体がそこそこ難易度の高い行為ですし、普段からナイフを研ぎ慣れている人でも、鉱石の場合は割れたり欠けたりするためナイフの形にするだけでもかなり技術と根気がいる作業ではあります。
ここまで美しいナイフは他にはそうそうなく「自分も一本作って釣りやキャンプなどで使いたい!」と思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、残念ながらストーンナイフはあまり実用的ではなく刃物というよりかは、どちらかというと観賞品です。
その理由はお分かりの方も多いと思いますが非常に脆いため。
鉱石の中でも固い部類にはいる瑪瑙ですが、それはあくまでモース硬度(※1)の話であり衝撃には非常に弱いのです。
簡単にいうとストーンナイフは薄いガラス板の様なものであり、落としてしまったり想定外の方向から圧力がかかれば簡単に折れてしまうのです。
書類の封を開けるなど、デスクワークでは使えなくはないですがアウトドアではまず使用する事は不可能でしょう。
※1モース硬度:ひっかいたときの傷のつきにくさ
いかがでしたか。
非常に美しい幻想的なナイフである「ストーンナイフ」
最近では徐々に有名になってきているため、既に知っている人もいらっしゃるかもしれませんが、サバゲーに興味がある人は心動かされる何かがあったのではないでしょうか。
ちなみに今回紹介させて頂いた輝石工房 精霊石の箱庭さん、通信販売などは行われていませんが、イベントや作品展に出展された時は販売されていますので、どうしても欲しいという人は是非イベントや作品展に参加してみてくださいね。
関連サイト:輝石工房 精霊石の箱庭 北林竹二
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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