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2018/02/6

Gunfire

猟銃免許取得支援企画! 第8回「最後の手続き『銃砲所持許可申請』!」

筆記試験も合格し、身辺調査も終わり、実技試験も合格したら残る手続きはあと一つ。

その手続きとは「銃砲所持許可申請」と呼ばれる手続きになります。

ここまでくると猟銃を所持するまで、あと一歩なのですが、実はこの「銃砲所持許可申請」に必要な書類は手間がかかるものが多いのです……。しかし、ここまで来て後には引けません。あと一息ですのでがんばっていきましょう!

■最後の手続き「銃砲所持許可申請」!


筆記試験や実技試験が終わると、次に行わなければいけない事は「銃砲所持許可申請」です。

この銃砲所持許可申請とは名前の通り猟銃の所持を申請する手続きで、届け出先は今までと同様に所轄の警察署の生活安全課に行います。その時に必要となる書類は今回、手続きを行う「銃砲所持許可申請書」の他に筆記試験の合格書である「講習修了証明書」や実技試験の合格書である「教習修了証明書」、あとは医師の診断書や写真などです。

しかし、この時点では一つ足らない書類が2種類あります。それは「譲渡承諾書」と「銃砲保管計画書」です。

その2つの書類について詳しくご紹介していきます。

■譲渡承諾書って何?


猟銃支援企画の中で何度かご紹介しましたが、猟銃所持許可証は許可証があればどんな猟銃でも購入できたり使用できるわけではありません。許可を受けた人が使用できるのは、許可証に紐づいた1丁の猟銃だけです。

すなわち、発行される許可証には使用する猟銃が記載されていなければならず、そのためには申請時に前もって所持する猟銃を決め、メーカー、銃砲名、シリアルナンバーを届け出る必要があります。一方で所持許可を申請する時点では猟銃を所持することは許されていないため、銃砲店から購入することはできません。この矛盾を解決するために「譲渡承諾書」が必要となるのです。

譲渡承諾書とは「猟銃の所持が許可された場合、譲渡承諾書に記載した猟銃を必ず受け渡す」という証明書というわけです。

■銃砲保管計画書って何?


次に銃砲保管計画書ですが、これも名前の通り購入した猟銃をどのように保管するかを届け出る書類になります。

具体的にはガンロッカーや装弾ロッカーの事について記入するのですが、記載事項は詳細に書かなければなりません。例えばガンロッカーの項目であれば鋼板の厚みや、施錠数、施錠方法、固定方法、設置場所などです。設置場所については家の見取り図を描いたうえで図示しなければならず、作成に少々手間がかかる書類となっています。また、持許可を申請した後に公安委員会が銃砲保管計画書通りに設置されているかを目視しに来るため、真実をしっかりと記載する必要があります。

■まとめ

あと一歩というところでまたしても様々な書類が必要となる「銃砲所持許可申請」。しかし、この銃砲所持許可申請を提出し、受理してもらえば後は猟銃と所持許可証を受け取るだけですのでもう少しの我慢です!

また、次回で猟銃支援企画は最終回となりますが、最終回では銃砲所持許可申請が受理された後の流れと総まとめを行いたいと思っていますので、是非とも最後までお付き合いくださいね。

猟銃免許取得支援企画記事はこちらから

Gunfire

元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。

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