- コラム
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Gunfire
今回紹介するのはサバイバルゲームやエアガンに興味が無い人であっても、ほどんどの人が知っている銃であるAKシリーズの一つである「AKM」。個人的な感想ですがアサルトライフルは「ロシアのAKとアメリカのM4」という二大巨頭なイメージがあり、AKシリーズは非常に好みが分かれる銃だと思います。
ただ、コアなファンも多く存在し知名度が高いだけあって様々なエアガンメーカーがAKシリーズを製作・販売しています。今回は様々なメーカーがー販売している、数あるAKシリーズの中からLCT社が販売する『LCT-AKM』についてご紹介したいと思います。
By Armémuseum (The Swedish Army Museum) – Armémuseum (The Swedish Army Museum) through the Digital Museum (http://www.digitaltmuseum.se), パブリック・ドメイン, Link
AKMを紹介する以上は最初に紹介しておかないといけない事があります。それはずばりAKM とAK-47の違いについて。
AKMは世界で最も多く使われた軍用銃としてギネス記録されているAK-47の後継種(改良品)になるのですが、AKMとAK-47は遠目でみた場合、ほぼ一緒で見比べてみても、まるで間違い探しをしている感覚になるほどです。
そこでエアガンのレビューの前に簡単ではありますがAKM とAK-47の違いについてご紹介したいと思います。実はAKM とAK-47の外見はほぼ一緒なのですが機関部の中身は大きく違います。かといってエアガンの場合、中身は関係ないので外見の違いについてのみご紹介していきます。
まず一番わかりやすいのは銃口に付けられているフラッシュハイダー。AK-47は普通の筒型になっているのに対し、AKMは斜めに斬り落とされた形になっています。
次はストック部分での違いですが、一見、同じように見えますがAK-47はストックに少し傾斜が付いているのに対してAKMは銃身に対して水平になっています。
ある意味わかりやすいものとしてはマガジンの色の違いもあります。AKMは基本的に明るいオレンジ色のマガジンが使われている事が多いです。オレンジ色のマガジンはベークライト製マガジンとよばれAKMが作られたのちに開発されたマガジンでAKMに多く使用されていました。
ただベークライト製マガジンはAK-47にも使えるため「オレンジ色のマガジン=AKM」という訳ではありませんので注意が必要です。また細かい変更点としてはリアサイトのメモリがAK-47は800mまでだったのに対してAKMは1000mまで増えています。
興味のない人からすれば「ああ、言われてみれば確かに違うな」ぐらいの違いですが、AKMを使うからには是非、上記の事は覚えておいてくださいね。
すこし前置きが長くなってしまいましたが、LCT社製のAKMについてご紹介していきます。数あるメーカーの中から敢えてLCT社製を選ぶ理由は外装の出来栄え
レシーバーは当然スチール製なのですが銃口周辺のアウターバレルもしっかりとスチールで作られており、銃を構えただけでかなり強靭な作りになっている事がわかるほど。またLCTはAK用のアクセサリーパーツを数多く販売しており、リアルウッドのストックなどは非常に木目が綺麗で少しお金をかけることができれば、かなりリアリティのあるエアガンに仕上げることができます。
気になる命中精度も海外製のエアガンにしてはまずまずといったところで、もともとAKという銃自体がそこまで精密射撃を行う銃でもないのであまり気にならないのではないでしょうか。
ちなみに中身の作りはほぼ、マルイ製のAK-47と一緒でメカボックスはVer3となっており、Hop up機能も当然装備しています。ちなみにHop upの調整はチャンバー内にあり、コッキングハンドルを下げることで調整可能。
ただ、面倒くさいのがバッテリーの交換。バッテリースペースはストック内に設けられており、ストックの底から出し入れを行うのですがストックの底を取り外すにはマイナスドライバーが必要となり、少し手間な仕様となっています。
全体的な評価としては高品質かつ信頼のおけるエアガンではありますが、重量が3.5㎏ほどあるため女性にとっては少し重いかもしれません。またLCT社とは直接関係がありませんが、『エアソフト97』という海外製電動ガンを販売されているお店では、なんとこのLCT-AKMをリコイルブローバックにカスタムしてくれるメニューがあります。
興味があれば是非そちらもご覧ください。
冒頭でも触れましたがAKシリーズは本当に好き嫌いが分かれる銃だと思います。個人的には黒塗りのM4系のほうが好きですが、AKMのような無骨もかなり魅力的に感じています。
またAKシリーズは多くのメーカーが製造しているだけあってカスタムパーツも非常に豊富なため、世界に一丁だけの自分だけのカスタムエアガンも簡単に作れてしまいます。もし今までAKを使った事が無い方はこれを機会に、ぜひAKデビューをしてみてはいかがでしょうか。
元々はインドア派だったが、体力の衰えを感じはじめたため、体を動かす趣味を探してサバイバルゲーム初参加。それ以降というものサバイバルゲームの魅力と銃の魅力にひきつけられ、今では猟銃免許や狩猟免許まで手を出して本物のショットガンを背負って山でイノシシやシカを追うまでに。サバゲーやアウトドアの魅力を知ってもらうために今日も熱意執筆中。
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